つい先日も
ウォン建てでの韓国国債購入を批判した。そして入ってきたニュースがコレ↓、日本政府は本当にこんな国の通貨で国債購入を実行に移す気だろうか?その決定を下した安住財務相が正気とは思えない。
貯蓄銀行4行、営業停止の見通し(朝鮮日報)
貯蓄銀行業界10位以内の大手3行と小規模行1行の計4行が今週末にも営業停止処分を受ける見通しとなった。
金融当局は今週末に経営評価委員会を開き、昨年営業停止を猶予された貯蓄銀行5行とその後経営上の問題が浮上した1行の計6行について、破綻処理の是非を決定する。金融当局関係者は「経営評価委は諮問機関という位置づけだが、事実上の最終決定を下す場になる。現時点では4行が営業停止処分を受ける可能性が高い」と述べた。
貯蓄銀行に対する追加的な営業停止処分が迫ったとのうわさが広がり、3日には、貯蓄銀行業界で資産規模1位のソロモン貯蓄銀行の本支店では、取り付け騒ぎが起き、預金の払い戻しが普段の5-6倍の500億ウォン(約35億6000万円)以上に達した。また、上場企業である同行の株価はストップ安を記録した。H貯蓄銀行など他行にも預金者からの問い合わせが相次いだ。
林錫(イム・ソク)ソロモン貯蓄銀行会長は同日のインタビューで、「経営改善に必要な数カ月の時間も与えることができないというのか」問い合わせ不満をあらわにした。
昨年、営業停止処分が猶予され、今回改めて破綻処理すべきかどうか審査を受ける5行は、預金者保護上限の5000万ウォン(約356万円)を超える預金の合計残高が789億ウォン(約56億1000万円)、預金者保護の対象にならない劣後債が5000億ウォン(約356億円)あり、営業停止処分が決まれば、大きな影響が予想される。
韓国の金融危機は今に始まったことではない。もうずっと危ない状況が続いている中で、日本が約5兆円ものスワップ支援をしたり、先日、安住財務相が決定したウォン建てによる韓国国債の購入などにより、なんとか韓国経済は息つぎをしているといった状況だ。
ここまでの事態に陥った韓国はもう自力での回復は見込めないだろう。言うなればもはや「遅かれ早かれ」でギリシアと同じ結末だろう。いや実際のところは既にギリシアと同じ状況であるのに破綻していないと言い張っているようなものだ。今回の貯蓄銀行4行の営業停止処分などは氷山の一角だろう。今後明るみになっていく金融機関の財務内容によっては韓国国内での金融恐慌も現実味を増してきている。
国策企業サムスンもこれからは非常に厳しい経営となっていくことは目に見えている。延々と韓国国民の税金で支援してはその支援された莫大な資金を湯水のごとく使って結局は今のような技術力に乏しい巨人にしかなれなかった。しかも韓国には他国の企業では到底有り得ないほど少ない法人税を還元しているだけなのだから、韓国からしてみれば100円の法人税と経済効果を生み出すために100円以上を投資しているような状態だ。そんなことがいつまでも続けられるわけがない。
そもそも今の時点でも韓国は日本よりも物価が高いのに平均収入は大幅に低いのだ。もう負のサイクルに陥っているのは明らかであり、もはや経済的には詰んでいると判断することが妥当だろう。ところが日本政府はそんな国の通貨でそんな国の国債を今年だけでも何百億円も買おうとしているのだ。まるで今回営業停止になる4銀行の代わりに韓国国債を買い支えるかのようだ。いったいそこにはなんのメリットがあるのか、安住財務相はちゃんと説明するべきだ。合理的な説明を安住財務相ができるとは思えないが・・・・・。
なぜ今、日本政府は韓国がこのような状況のときにウォン建てで韓国国債の購入に踏み切るのか?今回の韓国貯蓄銀行4行のケースを見ても、韓国国債購入は非常にリスクが高いことだとは誰だって分かるはずだ。
この3年間、ずっと日本政府は日本の税金を韓国のために使いたがっているようにしか見えない。そんなに韓国国債が安全で将来のリスクもないというのであれば、先ずは民主党議員たちが全財産を韓国国債購入に充ててみるべきだ。日本の国民にはリスクを負わせて、韓国国民にはノーリスクでひたすら援助な民主党。いったいどこの国の政権与党なんだよ!
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