質問者が果たすべき責務がある。その質問に関する事についての知識を網羅しろとまでは言わないが基礎的なところは事前に勉強しておくことが質問者に課せられた最低限のマナーというやつだ。
大阪市の公立校での君が代の不起立・不斉唱について。職務規定に反した職員が罰せられることは当たり前のことではあるのだが、なんでかその職務規定の話についてまで政治信条の話に絡めて橋下市長批判を繰り返すマスコミや不起立教師たち、また反橋下であるからといっていちいちこんな職務規定の問題についてまで橋下市長が「横暴だ」といった趣旨の批判を展開するコメンテイターや政治家たち。単純に橋下憎しで橋下市長に絡んだところで自らの勉強不足やアタマの回転の遅さを露呈しているだけに見える。
本当に困ったものなのだが、ミジンコは橋下市長の性格は決して好きにはなれなくて、更に彼と親密な関係の政治家や著名人たちにこれでもかっていうくらい大嫌いな人物が多い(小沢一郎や元横浜市長の中田氏など)。余り多くを期待するにはなかなか難しい政治家ではあるのだ。
それでも橋下市長の言動の「ああ、なるほど!そういうことなのか!」と論理的に納得できる説明は共感できる。橋下市長の「なにが問題でどう解決しようと計画を推進しているのか」を解り易く説明できている点はとても支持している。
で、↓以下の動画はとても長いのだけれど、頑張って視聴してみて良かったと思った。まさに議論の無限ループというべきか、質問しているMBSの記者が質問者としての義務をまったく果たしていない上に失礼千万な物言いなのでウンザリするしストレスも溜まる動画ではあるのだが、ちゃんと論理建てて物事を進めている人物(橋下市長)と論理もへったくれもなくただただ相手を批判したいだけの記者とではここまで議論が進まないのかという完璧なまでの参考動画として国がアーカイブしておくべきだと思えるほど。本当に酷い議論ではあるのだが、橋下市長は筋を通している。この動画の橋下市長は多少は興奮しているところはあるにしても、言っていることがとても分かりやすいのだ。対して記者の方は自分が質問しておいて自分がされた質問には答えないでまた自分が言いたいことだけを言うというマスコミの愚かさを体現している。
それとこの橋下市長の応対を批判する向きもあるのだがミジンコはこういう怒りながらの記者対応は問題ないと思う。常に冷静にということをなにかの美徳のように論じる人たちは現実が分かっていないと思うからだ。「いっぺんリーダーやってみんかい!」と言いたいくらいだ。トップにいるとどんなことでも対応しなくてはならないような雰囲気な日本に苦笑している。どんなに慇懃無礼な態度を取られても対応しないと「大人げない」と評されるリーダーの苦悩というやつは確実にある。
生駒市・山下真市長はツイートで記者の橋下市長の対応が常軌を逸していて記者が立派だと述べている。ミジンコはそれはおかしいと思う。余りに勉強不足な上に自分の非を認めない記者に対してその質問の前提が間違っていると市長が論破することはむしろどんどんやって欲しい。動画を見ても常軌を逸しているとは思えない。対して記者が立派とは全く思えない。いったいあの記者のどこが立派なのか?この山下市長8ヶ月だけ朝日新聞に在籍していたことがあるとか。8ヶ月で仕事のなにを覚えたのかは分からないが、この素っ頓狂なマスコミ擁護は恐るべきものだ。橋下批判をする政治家にはこういう論理思考とは真逆の「初めに批判ありき」でその批判対象(橋下市長)と対立した人物を擁護するパターンが顕著だ。そうではなくて言動についての整合性を論じて賛否を述べるべきだ。
さて、その動画。繰り返すけれどとても長い。一生忘れないような動画。議論の片方が勉強不足にも関わらず質問をした場合、そもそも回答する義務なんて生じないはずだ。なにしろその質問の前提が間違っている場合があるのだから(今回はまさにそれ)。こんなことがあってもこの記者は反省しないのだろう。彼女はMBS労組の書記次長なんだとか。もう記者というよりも活動家として市長に噛みついていたのだろう。
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