民主党の長妻昭元厚生労働相は9日朝のTBS番組で、自ら参加する自民、公明両党との社会保障・税一体改革関連法案の修正協議で、焦点となっている最低保障年金創設と後期高齢者医療制度廃止の扱いについて、「協議会を作って、撤回せずにそれぞれ(の案を)議論するのが筋だ。協議の中でお互いに着地点を見つけたい」と述べた。
将来の年金制度などの議論を「棚上げ」することを容認する考えを示唆したもので、自民党との歩み寄りの可能性が出てきた。
長妻氏は「(協議会で)民主党の案に100%こだわったら、ねじれ国会だから前に進まない」と述べ、協議入り後の見直しに柔軟に対応する意向も示した。
ソース元:
YOMIURI ONLINE
あの総選挙前から長妻は特にウサン臭かった。
このブログでも厚労省職員たちに連日の徹夜を強いるような長妻&山井両議員の質問主意書ラッシュは大いに疑問視していた。質問の内容自体を理解することが非常に困難な質問の数々と回答するまでにはそれこそ途方もない労力が必要となるがその回答がなんの役に立つのか意味不明という酷いものだった。
ミジンコは個人的に長妻が当時提出していた質問主意書百数十件を暇を見ては1年半ほどかけて読んで理解しようとした。ブログで取りあげようかと思ったからだ。正直、ブログでどう記事にすれば良いのか分からなかったので見送った。あまりにも主意書の中身がなにを問い質し、なにを目的としているのかが理解不能だった。あんな主意書を連日のように送られていた厚労省職員たちはよく発狂しなかったものだ。
「発狂しなかった」とは言ったものの、実際のところは職員たちが発狂しなかったのか否かは自分には分からない。実はそのことを調べようと思ったきっかけはふたつ。ひとつは2chでの書き込み。勿論、2chの書き込みなので誰が書いたのかは不明なのだが、厚労省職員として連日の長妻ならびに山井議員による質問主意書の数々のために通常業務に戻れずにいつも夜中帰りになってしまうといった嘆きだった。それが厚労省職員のものだったという証拠はないが内容からして具体的だったのでそれが事実であるのか否かを自分なりに考察するために公開されている質問主意書を読んでみたのだ。数点の主意書を読んだだけで厚労省職員の叫びはホンモノだと思った。そのくらい膨大な作業が必要となる調査・回答依頼という名のイヤガラセだった。
調べようと思ったきっかけのもうひとつは当時「居酒屋タクシー」と呼ばれて批判されたタクシー運転手の方々の証言。夜中に厚労省前で待機していた運転手さんたちだ。ミジンコも夜中にタクシーを乗ることがあり、運転手さんたちとよく居酒屋タクシーの件については話をした。運転手さんたちが口を揃えて言っていたのは霞ヶ関で夜中や明け方にタクシーに乗ってくるお客さんたちのグッタリ具体だった。まだ年金問題など取り沙汰される前から、夜中の厚労省前はタクシー運転手さんたちが待機するスポットとなっていた。つまりそれだけお客さんがいたということ。
運転手さんたちがよく言っていたのは、厚労省の職員たちのその見た目からしての疲労度が尋常ではなかったという。居酒屋タクシーというものが現れたきっかけは、霞ヶ関の役人たちの夜中帰りが増加したからだ。厚労省から夜中に出てくる職員たち、そんな光景が当たり前となってしまったからタクシーがそれに応じて居酒屋タクシーと化した。居酒屋タクシーの是非はあるにしても、事実として夜中まで仕事をしなければならなくなった役人たちが膨大な数に及んだのだ。厚労省職員たちに膨大ななんらかの作業が増えたということだ。消えた年金問題が浮上する以前から、厚労省職員たちは質問主意書の回答のための作業に忙殺されていた。
野党時代にはこれでもかというくらい厚労省にプレッシャーをかけていた人物が厚生労働大臣となり、そして今は与党にいながらもまるで部外者のようだ。いったい誰がミスター年金などと呼びだしたのか?結局、厚労省を掻き回してなんの責任も取らなかっただけの酷い政治屋だ。野党時代に「年金、年金!」とあれだけ騒いでいた男が今や最低保障年金についても「棚上げ」で良いとした。なんなんだ、この男は・・・・。長妻、その存在は過去から今に至るまで国民にとってはいい迷惑だ。
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