本来はもっと国産ゲームをやりましょー!と呼びかけるためのカプコンのゲーム「ドラゴンズ・ドグマ」のゲーム進行だったものの、ゲームがあまりにもいろんな意味で楽しくて、単純にミジンコのゲームレビューをご覧いただいた方が伝わることが多いかと思った次第。
実はまともにPS3のゲームをやるのも初めてという状況。PS3を発売当初から所有しているもののいくつか買ったゲームは数十分しかプレーしないまま今に至る。ゲームが嫌いなわけではなくて、国産のゲーム、そしてコンシュマーゲームから離れていた数年間といったところ。元々、この十数年、オンラインゲームやRTSと呼ばれる分野のゲームを散々やっていたものの、そのどれもが開発元はアメリカのゲーム会社ばかり。
そして気がついてみたら自分だけではなくて国産のゲームをやらない人たち、そしてゲームをやらない人たちが増えた。国内のゲーム産業を見渡すとゲーム会社として時価総額が高い企業の1位と2位がGreeとDeNAなのだ。なんなんだいったい・・・・と嘆いている。嘆いているだけでは情けない。今後は国産の良いゲームを取り上げてかつての海外からも尊敬を集めた日本のゲーム産業の復活に寄与したい!とカッコつけていってみるがゲームする時間ぐわー!実は先週Amazon.comで購入した「東京ジャングル」は郵便のパッケージすら開けていないぃぃぃ!!!
ともかく自分のレビューで「もうゲームをやらなくなった」という人たちの趣味のひとつとしてゲームが再度加わってくれることを切に願う次第。巨大な市場を米国や韓国にごっそりと持っていかれた最大の原因は国内のゲームメーカーの怠慢だったことは素直に認めて国内のゲーム業界が再び活力を取り戻すことを切に願う次第。ハドソン、アスキー、ジャレコなどなど、もうゲーム会社として存続していないこれらの社名を覚えていてくださっている方々もまだまだ多いかと。本当にもうゲーム業界から消え去った社名だ。これもゲーム業界全体の油断と傲慢さが招いた結果だろう。
カード(1枚のイラスト)が美しいことを売りにするとか、無料を匂わせておいて高額課金に導いて売上高を上げるなんてゲームが国産ゲームのメインではゲーム業界なんて潰れた方がマシだ。
今後は本当にユーザーが楽しんでいるゲームがヒットしてまっとうな売上高を計上する、そんな国内のゲーム産業を望む。・・・・とは、学生時代のファミコンゲームの頃からゲーム製作に参加していて、20年後は日本はゲーム産業でハリウッドよりも巨大なエンターテイメント国となると信じていたミジンコの思いでござーる。
以下、ゲームレビュー。たぶん3回くらいになる予定。
しょーーーっく!!!
なにをいきなりショックかって?(-_-;)
国産ゲームをもっとやりましょー!という掛け声をかけるためにも先ずは海外のゲームばかりやっている自分が率先して国産ゲームをやろうと思い、そんなゲームがあることを発売3日前に知ったニワカなドラゴンズ・ドグマ・ファンの自分でもこんなに楽しんでゲームをしているんだぜい!と皆さんに伝えるべくゲームをやったさ。
エンディングまで行ってからレビューを書くのが筋かと思って超頑張ったさ!超デカいドラゴンを倒すために、金(本当はお金ではなくてリムという水晶みたいなもの)をふんだんに使って自分よりも遥かにレベルの高いポーン(従者)たちを雇ったさ!
とりあえずダイジェストでそのラストバトルのお伝えしよう。
逃げるミジンコ!強烈な魔法をドラゴンにぶちかますヒメユリ(メイジ・女(魔法使い)、他のユーザーが育てている超強いポーン、共有できる)、伊達に俺様よりもレベルが30くらい上じゃないな。
そうこのゲームではそんなことがリム(金)さえあれば可能なのだ。もちろんこのヒメユリさんを雇う費用は安くはない。
とうぅぅりゃあああぁぁああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!と雄叫びを上げながらドラゴンからも大してダメージを受けずに高尾山ならば一撃で粉砕しそうな必殺トゲトゲハンマーでドラゴンをぶっ叩くアレックス(ウォーリアー・男、カプコンのスタッフが育てている高レベルの戦士、身長2メートル超)、正直、味方ながらもドラゴンよりもコイツの方が怖い。
ミジンコの従者のベアトリーチェ(レンジャー・女、ミジンコ(主人公)とずっと行動を供にするプレーヤーが1名だけ作成することができる相方ポーン。弓とか両手ナイフとかでちょこっと戦う。他のユーザーのポーンたちと比較するとレベルが低過ぎて戦力外なのだが美人なので無罪)は戦闘直後に倒れた。防御力の高いヘルメットよりもファッション性を重視したメガネっ子にしたのが仇となった。
更に逃げるミジンコ。どうせミジンコが攻撃してもドラゴンにとっては蚊に刺された程度。無駄にダメージを受けて攻撃に忙しいヒメユリから回復魔法まで受けるミジンコ。「ザ・いない方がマシ」を実践してみた。
戦闘の構図としてはこう→ 暴れるティラノザウルス(ドラゴン)に着実にダメージを蓄積していくジャガー(
他のユーザーが作ったヒメユリとライオン(
カプコンのスタッフが作ったアレックス)、その周囲をダメージを受けつつも飛び回る蚊(ミジンコ)と潰れた蚊(ミジンコが育て中のベアトリーチェ)。
「どびゃらぶおがああぁぁぁああぁぁぁっ!!!!!」だからオマエの叫び声の方がドラゴンよりも恐いって言っているんだよ、アレックス!!!
途中、何度かバリスタという大型の弓でドラゴンを撃ってみるミジンコ。炸裂弾をお見舞いして味方まで吹っ飛ばしたりするお茶目さんだ。地面に倒れ込んでドクロマークを出しているベアトリーチェをたまに起こしてあげる優しさも合わせもつ。しかしいくら復活させてもすぐに倒れるベアトリーチェ。おまえ、そんな弱い女を演じてモテようとしてんじゃねぇだろうな?とか猜疑心が募るミジンコ。おっと言い忘れた。勇者のミジンコはミスティックナイトという職業。正直今もって自分のジョブ(職業)がなんだか分かっていない。ミスティックという言葉に釣られただけ。
(つづく)
[9回]
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