えっと、どこまで冒険したんだっけか・・・・・・・
ああ、そう、ドラゴン倒したんさ!でも王様のヤローが裏切ったんさ!おかげで追われる身さ!
王様に老化の呪いをかけたとか、領都(←主都みたいなもんね)グラン・ソレンの居住区部分がごっそり崩落したのもミジンコのせいだとかあらぬ疑いをかけられての逃亡生活の始まりだ。
困った。街の噴水の中に落ちている小銭が自分の収入源だったというのにちょうどその噴水部分までが崩落している。キャクストンさんの武器屋はギリギリセーフだった。宿屋も床屋も贋作屋も深い穴の底だろうか、跡形もなくなっていた。「みんなぁ・・・・・」と嘆いた5分後に全てのお店が別のところで営業中だと知り泣き損。俺の涙を返してくれりんこさん、泣いてないけど。
ドラゴンを倒して英雄になるはずが逃亡者に。全てのお店は使えるし、特に警備兵もお城の周辺の奴等以外は友達みたいに話せる。誰も逮捕しには来ない。試しに武器を構えて住民を脅してみたもののそれでも大丈夫だった。まるで指名手配犯が17年も捕まらなかった【ピーー(国名)ーーッ】みたいじゃないか!
逃亡者となっても特に生活に困らないのだが・・・・・・えっとなにをすればいいのん?(-_-;)
一応、サマリーという今までの旅の概要がテキストで読める。それによるとどうやら更に使命のようなものはあるらしい。エヴァーホールという永遠に続く深く巨大な穴を探索していくと更なる世界が見られるようだ。
パス!
(-_-;)ダメだろうか?
とりあえず、「箱の上に乗っているとアレックスが箱を「ふんがーっ!」を叫びながら壊して俺はリーダーなのに涙目ゲーム」という勝手に作った遊びを30分ほど楽しんだ。
更に「今、油を汲もうとしたのにアレックスに油の入った壺をぶっ壊されて憤慨するゲーム」に移行。ランタンに足すための油が無くて本当に困っていたときに見つけた油壺を目の前でアレックスに粉砕されること5回目に編み出したゲームだ。
そういえばお城の保管庫にある凄そうな宝物はどうなったんだろう?本来はミジンコが貰うべき宝物だったのだが受取れないまま今に至る。
なんで受取れなかったのかの経緯を説明しよう。
大臣からある特別な指輪を取り戻す依頼を受けるミジンコ。
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見事、指輪を奪還。
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指輪の性能が余りにも優れているので自分のものにしたくなったミジンコは贋作屋に大金を支払い偽物を作成。
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大臣も王様もその偽物を本物と信じ込んでミジンコに感謝。本物はミジンコのポケットの中。
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王様が「褒美をア・ゲ・ル」と宝物庫にミジンコを案内。普段は警備兵がいるので入れない部屋だ。
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明らかに凄いものが入っていそうな宝箱の前で王様が指輪をかざす。
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本来は指輪の力で宝箱が開くはずが開かない。だってそれ偽物だもの。
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その場で本物の指輪を持っていたミジンコだが出すわけにもいかず涙目。
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王様は「おっかしいなぁ?じゃあ、また今度ね♪」ってご褒美は先延ばしに・・・・
ってかミジンコが指輪を返さない限り宝箱は開かない。
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宝物庫に何度か忍び込もうとしたが警備兵が入れてくれない。
もうイケズ!
結局、あの宝箱の中身を知らないまま指名手配犯となってしまった。凄い剣とか入っていそうな気がしたんだよなぁ(涙)
そんな贋作対策までしているとはカプコンめっ!・・・・・というか贋作屋というものをゲーム中に登場させておいて、こんな展開まで用意しているなんてどんだけドSなんだよ、カプコン!
ホンモノの指輪をちゃんと王様に返した覚者(勇者)様たちはなにを貰ったかの~?
みんなも贋作作りには気をつけよーね!(-_-;)b
(つづく)
[10回]
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