このブログをご覧の皆さんのほとんどは忍者ブログをご利用の方ではないようなのでここ数日間の当ブログが消滅したように見えたり、ドメインが失効したかのように見えた現象に???だったことかと。そういうお問合せもブログが見えるようになってから頂いているわけなのですが、が、が・・・・・ブログが再び見えるようになった方々へはこうやってコミュニケーションが取れるわけなので、言葉はなんですがまだ「マシ」なのです。このブログ自体へ今もってアクセスができていない方々、またアクセスが再度できるようになる方法(キャッシュというものの問題、環境によります)が分からない方々は今もってこのブログへアクセスできないわけで本当にブログが消えたと誤解されている可能性もあります。かといってこのブログにアクセスできない方々にこのブログに発生した障害をどう伝えれば良いのやら、本当に困っております。
さて、その問題を起こした側の忍者ブログ運営企業のサムライファクトリーからは遅ればせながらの謝罪メールが障害発生から24時間以上経ってから届きました。謝罪メールの前にメールマガジンで普通にサービスの宣伝が届いたときには苦笑いしました。タイマー送信だとは分かっていても、こういう時には宣伝メールは止めてユーザーの神経を逆撫でしないことが先ずはサービス提供側が取るべき初手です。サムライファクトリーにはそういう無神経な対応については猛省を望みます。
謝罪メールの内容は以下の通りです。障害の詳細についても書かれております。どうにも言い訳がましく、結局のところはサムライファクトリーにも落ち度が十二分にある状況なのにも関わらず、取引先ドメインレジストラ会社に責が大きいと思わせるような謝罪には大いに疑問。はっきり言ってしまえば甘い!ネットサービス運営企業が障害発生時に取引先の落ち度云々を語ること自体がナンセンス。そんなことは全て想定できたことであって、そういう障害を発生させないような布石を幾重にも敷いておくのがネットサービスを提供する企業の責務です。取引先の保守がどうのとか、利用しているサーバメンテナンスがどうのとか、そんなことはネットサービス運営で避けては通れない事項なわけで、そこで起きたトラブルは本来は事前に対応できたことのはずです。謝罪メールが言い訳がましいというのは企業として愚の骨頂です。自社の対応が悪かった。これに尽きるのだから謝罪をしたいのならば素直に謝るべきです。若いネット企業を散々見てきた人生ですが、こういう対応を誤る企業は伸びません。忍者ブログを応援している身としてはこういう謝罪メールは残念でなりません。
↓忍者ツールズからのメール
いつも『忍者ツールズ』をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2012年7月12日 20時20分ごろ弊社取引先ドメインレジストラ会社によるドメイン情報の初期化が行われたため、全忍者ツールズサービスの表示及び管理画面へのログインができない状態が発生致しました。
現在初期化されていたドメイン情報は戻り、復旧しておりますが、ユーザ様の環境によって障害発生時より
最大72時間以上下記に記載させていただきました障害内容が発生する場合がございます。
各サービスにおける障害内容を以下に記載致します。
【各サービスの障害内容】
<忍者ホームページ、忍者ブログ、忍者サンドボックス>
・ユーザー様のサイトが閲覧できない
・管理画面にログインできない
<忍者アクセス解析、忍者アナライズ、忍者カウンター>
・一部ユーザー様の環境でタグを設置しているサイトが閲覧できない
・解析がされない
・管理画面にログインできない
<忍者AdMax>
・広告が表示されない
・管理画面にログインできない
<忍者サイトマスター、漫画アド、ズカンダ、忍者リーダー>
・サイトが表示されない http://sitemaster.shinobi.jp/books/
・サイトが表示されない http://manga-ad.shinobi.jp/
・サイトが表示されない http://zukanda.jp/
・サイトが表示されない http://reader.shinobi.jp/
・各サービスの管理画面にログインできない
<忍者メールフォーム、忍者アンケートフォーム、忍者バリアー、忍者ビジター、忍者おまとめボタン>
・一部ユーザー様の環境でタグを設置しているサイトが閲覧できない
・管理画面にログインできない
<忍者モバ部>
・全機能が使用できない
・管理画面にログインできない
【障害原因】
弊社取引先ドメインレジストラ会社によるドメイン情報の初期化に伴うアクセス不可
DNSキャッシュの影響により一部のお客様におかれましては、引き続き上記現象が発生している可能性がございます。
誠に恐れ入りますが、
弊社としてもDNSキャッシュが期限切れになり、最新の情報が反映されるのを待つしかない状況でございます。
本件に関しまして、有料版をご利用のお客様や忍者ポイント還元タイプのサービスをご利用のお客様に関しましては、何らかの補填対応を行わせていただきます。
詳しい内容に関しましては各サービスより該当ユーザー様宛にご連絡させていただきますので、宜しくお願い申し上げます。
このたびはユーザー様に多大なご迷惑をお掛けしましたこと大変申し訳ございませんでした。
今後の対策に関しましてはドメインレジストラ会社と協議を行い、再発防止に努めてまいりますので、これからも忍者ツールズを何卒宜しくお願い申し上げます
(←細かいこと言うようだけれど最後だけ「。」がない。なぜそこでミスる!(苦笑)
最大72時間以上 ←最大72時間なのか、72時間以上障害が発生するのか、もうこれは日本語の問題。
そして、ユーザー様のサイトが閲覧できないって・・・・・。
どうにも毎度毎度サムライファクトリーの対応が子供っぽい。企業として締めるところは締めるべきです。ユーザー、ましてや課金ユーザーはお友達ではないのだから「誰々が悪い」といった理屈を話したところで被害が軽減するわけじゃありません。企業が問題を起こしたときに取引先のせいにして謝罪したところで利用者には知ったことじゃないということです。企業が問題を起こして利用者に謝罪するときに「取引先が悪い!」では通りません。
>弊社としてもDNSキャッシュが期限切れになり、最新の情報が反映されるのを待つしかない状況でございます。
こういう事態が起きたときに成す術がないという事態を招いたことが問題なのであって、まるで自社がユーザーと同じく被害者であるというような言い分ではいけません。そもそも成す術がないと宣言してしまう企業って失墜した信頼を取り戻す気すらないのかなぁという印象です。
常々、忍者ツールズから送られてくるメールの内容が子供っぽいという印象を受けていました。
例えば、3月に受け取ったブログ有料化の際の初期費用が無料になるキャンペーンについてのメールの内容が以下のとおり。
【ご利用料金】
初期費用: 1,260円 → 0円 やったー!
ご利用料金: 2,400円
(200円 x 12ヵ月)
既に有料化に移行しているユーザーにこういうメールを配信して更に「やったー!」って・・・・・。むしろ既に支払っているユーザーにしてみれば「やったー!」どころか損した気分にすらなる内容です。
以前に契約してその「やったー!」の部分の料金も支払っているユーザー、つまり自分のことですが、そういう(自分で言うのもなんですが)以前から課金してサービスを支えているユーザーに対して無神経なメールだなと当時は思ったものです。サムライファクトリーは総じてこういう配慮が足りないというべきか、稚拙な対応が目立つ!と厳しいことを言ってみたくもなります。例のトラックバック廃止(有料でもそうです)の件についてもブログでトラックバックを廃止するという配慮の無さです。まるでブログを止めろと言わんばかりの決定でした。トラックバックを廃止した理由はサーバへの負荷軽減ということだったはずですがなにをしようが忍者ブログは障害が頻発しています。管理画面での障害発生履歴はまるでコントです。ユーザーを不愉快にさせるためにあるかのような障害発生履歴の羅列、そもそもそういう障害件数がトラバ機能があった頃よりもむしろ増えている感すらあります。
せめて忍者ブログからは今後こちらが信頼したくなるような要素のカケラくらいは見せて欲しいものです。こんな大規模な障害が発生して運営側の言うことが「取引先が悪い!」では失望しかできません。ブログの機能は年々目減りしてはいるものの大手ブログサービスに劣らない品質なのだから、窓口も企業らしい誠実で大人な対応を切に願います。
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