細野環境相が「長期的な、いろんな民主党のいろんなあり方に関しては、すごく危機感がある。
国民の中で、政権交代が失敗したなと思っている方がいるわけじゃないですか。そうじゃないんだということを、一人ひとりが言わないといけない」と述べた。「失敗したなと思っている」ではなくて「失敗した(断定)」だ。「そうじゃないんだということを」だと?なにが間違っているんだ?
この後に及んで細野はまるで政権交代が失敗では無かったかのような言い分だ。いったいどこまで現実が見えていないのか?
細野環境相、今後の民主党のあり方に「すごく危機感がある」(FNN)
細野環境相は16日、BSフジの「PRIME NEWS」に出演し、消費税増税をめぐる分裂を受け、今後の民主党のあり方に、「すごく危機感がある」と述べ、党内議論が必要との認識を表明した。
細野環境相は「長期的な、いろんな民主党のいろんなあり方に関しては、すごく危機感がある。国民の中で、政権交代が失敗したなと思っている方がいるわけじゃないですか。そうじゃないんだということを、一人ひとりが言わないといけない」と述べた。
細野環境相は、「民主党は、消費税を上げるためにできた政党ではない。そこは徹底的に議論して、国民に伝えることが必要」と述べ、民主党の今後の中長期的な政策について、党内議論が必要との考えを示した。
9月の民主党代表選挙をめぐり、党内の一部から細野環境相の出馬を期待する声が出ているが、細野環境相は対応について、「自分の至らなさをわかっている」と述べるにとどめ、明言を避けた。
どの角度から見ても民主党が詐欺のマニフェストで政権を奪ったことは日本にとっては深刻なダメージとなっている。政権交代は失敗どころの話ではない巨大な失敗だ。
政権交代で唯一かろうじてギリギリこれだけは良かったと思える点は民主党の実態がより鮮明になったことだろう。あからさまに嘘と分かる公約ですら信じてしまった有権者たちへは重傷となるシッペとなったとは思うが次はさすがに騙されないことだろう。大問題はその痛すぎるシッペを民主党を支持していなかった国民も食らっているところだ。まさに巻き添えだ。むしろ民主党を支持していなかった人々こそが扶養控除は取られるは増税はされるわで悲惨なケースをよく見聞きする。これが民主主義の大きなリスクなのだとミジンコも実感中だ。本当にひきつり笑いしか出ない。自分への増税は覚悟の上で党自体の支持というよりも経済政策への支持で比例は自民党に入れたが、経済政策が無いままに消費税だけ増税が決定してしまった。今後の日本の景気は本当に言葉はあれだが「ヤバい」に決定だ。アホか民主党!アホか今の自民党!麻生・中川の経済政策はまずは景気を段階的に上向きにしていきながらの増税だったはずだ。増税を先にやったところで景気が上向くはずもない。むしろかつての消費税施行、そして消費税増税のときのように内需が縮小するに決まっている。
当たり前のことだとは思うが繰り返し言いたい。政権交代は失敗だった。細野が言うような「失敗したと思っている方がいる」という状況ではない。それでは政権交代は成功だったのに誤解している人たちがいるかのような物言いだ。そんな勘違いは誰もしていない。政権交代は失敗だった。それに尽きる。いい加減に民主党議員たちも言い訳ばかりしていないで素直に失敗と詐欺を認めて解散総選挙を認めるべきだ。民意が自分たちを望んでいないと分かっていても解散総選挙を実行する。これこそが本来の民主主義国家の国会議員たちが有するべき節度だ。
[32回]
PR