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責任追及より再発防止を=輿石氏(時事ドットコム)
民主党の輿石東幹事長は19日の記者会見で、いじめを受けていた大津市の中学2年男子の自殺について「非常に残念なことだ。貴い人の命を亡くしてしまうのを見過ごすのは大変なことで、学校が悪い、先生が悪い、教育委員会が悪い、親が悪い、と言っている場合じゃない」と述べ、責任を追及するのではなく、関係者が一体となって原因究明や再発防止に取り組むべきだと強調した。
輿石東はいったいなにを言っているんだ?
一人のまだ中学二年生が命を奪われたこの事件は、学校が悪い、先生が悪い、教育委員会が悪い、(いじめた側の)親が悪い、そしてイビツな教育システムを確立して教師も教育委員会も保身ばかりをするような今の教育現場を構築した日教組も悪い、もちろん、その日教組のドンである輿石東は当然悪い!
誰も責任を取ろうとせず自分の評価だけを気にして保身に走り続けた大人たちがいじめた側を罰するどころか放置し、助けを求めている被害者少年を教師たちも校長も誰一人として守ろうとしなかったことが少年の死につながった。そんなふざけたクソ教師、クソ校長、クソ教育委員会がのうのうと職場にいられる環境を作った日教組、しかもそのアタマにいる人間が「個々の責任を追及するな」とほざいているのだ。死んだ少年にぶん殴られて人生をやり直してこい輿石!
これが日教組の思想なのだろう。まさにこれこそが日教組思考とでも言うべきか。直面した事件にはなんの対応もできないというのに教育を語り、あたかも誰かを指導できているとでも勘違いしている、それが日教組だ。自殺した少年について正直にアンケートで告発した同級生たちの方がよほどこの事件を直視して戦っているじゃないか!
輿石東の言っていることは矛盾している。亡くなった少年のことを思えば、誰が悪かったのか、その真相を究明することが最も重要なことだ。誰が悪かったのかを調査、究明していくことこそが少年の無念を晴らすためにも絶対にやるべきことだ。誰が悪かったのかを腫れ物を触るかのように触れないままの今後の再発防止なんて有り得ない。絶対に誰が悪くて誰が少年を殺したのか、その詳細を明らかにしていくべきだ。被害者と遺族の無念が晴らせず、加害者側が安心して暮らせる世の中のままではこういった事件は撲滅できない。輿石東は要は真相を究明するなと言っているわけなのだがそんな日教組側の論理なんて知ったことか!
人が一人殺されている。誰が悪かったのかは明らかにするべきだ。