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数千人規模のフジテレビへのデモや(主催者発表の過大な発表があるとはいえ)1万人超えは確実であった反原発デモの報道は無視かほとんど伝えないというのに、オスプレイへの地元市民ではない市民活動家たちの数十人規模の抗議活動は必ずといっていいほど詳細に報道する各マスコミの偏向っぷりに呆れ果てる。常々このブログで述べていることだが日本にはジャーナリズムが存在しないと痛感する。要はマスコミが広く世の中に浸透させたいことはニュースとして取り扱うが都合の悪いことメリットがないことはまるで存在しないかのごとき扱いをする。これはジャーナリズムではない。
「オスプレイはいらない」と叫ぶ市民活動家。なるほど、ここまで必死にこういったどこの市民だかも分からないようないつもの集団が必死に反対しているということはきっとオスプレイは日本にとってはとても必要なものなのだということだろう。オスプレイが日本に配備されれば中国、韓国、北朝鮮にとってはこれでもかというくらい痛手なのだろう。なにしろ、日本にしろ台湾にしろ、米国の友好国が侵攻された場合にどの地点からの侵攻であろうが海兵隊が短時間で到着するのだ。
海兵隊が侵攻地点にすぐに到着することの最大のメリットは直接的な銃撃戦などではない。先に敵の戦力を把握して本体に伝えることと、そして敵陣への正確なミサイル攻撃をレーザーで誘導できることが大きい。皆さんも映画でご覧になったことがあるかもしれない、海兵隊がレーザー光線によってミサイルを誘導するシーンを。つまり、海兵隊が前線にいち早く到着すると侵攻軍は何百キロも彼方のミサイルサイトや巡洋艦から無数に発射されるミサイルのピンポイント攻撃で前には進めなくなる。日本や台湾の浜辺でそんな防衛線が張られたらたまったものじゃない国は誰だって思いつく。
こういう抗議活動をしている市民(?)たちは日本が侵略されたときに侵略軍から表彰でも受けられるとでも思っているかのような愚かな頑張りようだ。こんなどこに所属しているんだかも分からないような市民活動家たちなんて、本当に日本が侵略されたときには使い捨てにされるのがオチだ。そもそも中国や北朝鮮などの軍事国家からしてみれば、戦闘に参加するでもなく軍事訓練を受けているわけでもない敵国でただデモをやっていただけの連中なんて大して評価もしないことだろう。こういう活動家たちが例えば「中国様!私たちが活動したおかげでオスプレイのイメージダウンに成功しました!」とほざいたところで、「はぁ?なに言ってんだ、おまえら日本人だろうが!(バキューン!)」と人民解放軍によってこの世から解放されて終わりだろう。