ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
ここまでの状況に至って「解散はいつか」を問うてなにがいけないのだろうか?むしろ解散こそが民意に応じることなのであるからその時期について言及することが当然だ。「近いうちに」などというまともな契約書には記載できるわけもない言質ではなく明確に時期を今すぐにでも提示するのが解散総選挙を約束した民主党の務めだ。解散時期について問い質されたら「政局をするな!」とはどこまで図々しいんだ菅直人!
福島県内の子供たちに実施した甲状腺超音波検査の結果が非常に将来が危惧される結果となった。あくまでもまだ今後の様子を見守っていくという段階だが、甲状腺のしこりが発生した子供の割合が36%だった。これがすぐに悪性腫瘍にといった話ではないのだろうがパーセンテージの多さが心配だ。状況からするとチェルノブイリとかぶると感じたのはミジンコだけだろうか?まだ今後の経過を慎重に見るべき段階とはいえ、今の時点ではベラルーシの子供たちの例とまんまかぶる状況だと感じた。通常は10人に1人出るかでないかの甲状腺異常が3割超えとなり数年後には甲状腺ガンが続出、胸の上部に痛ましい傷あとを持つ若者が異常な数に及んだ。
原発事故直後の政府の対応が遅かった。異常だった。無責任だった。国の舵取りをする器の人材が内閣にいなかった。そんな悪夢のような状況の結果として今の福島の子供たちの甲状腺異常の割合増加なのだとしたら、当時の首相の菅直人はもはや政局がどうのとか言っている場合ではなくて自らの犯した罪の償いに人生を捧げるべきときがきたのではないだろうか?もう政治に関わっている場合ではなく自分の愚かな対応により今後増え続けるであろう原発事故によって発ガンした被害者たちを救済していくための活動をしていくことが当時の愚の数々の主犯とも言える人物が取るべき行動だ。若くしてガンになった少年少女たちは自分たちよりも遥かに長生きしている政治家が原発事故対応のことには触れずに政局がなんだ増税がなんだと騒いでいる姿を見たら殺意すら抱くことだろうに。
確かに国会は政権を倒すためだけに存在する場ではないが倒れるべき政権というものはある。民主党政権はまさにそういう倒れるべき政権だ。その自覚を菅直人もいい加減にするべきだ。