前原氏 “維新”の国政進出をけん制

民主党の前原政策調査会長は、兵庫県小野市で講演し、大阪市の橋下市長が率いる大阪維新の会の国政への進出について、「政治経験のない人がいっぱい出て議席を取ったら、この国の政治はどうなるのか」と述べて、けん制しました。

この中で前原政策調査会長は「大阪維新の会といっても、皆さんが名前をよく知っているのは、橋下市長くらいではないか。橋下氏の人気に乗じて政治経験のないような人がいっぱい出てきて国会で議席を取ったら、この国の政治はどうなるのか。また、民主党や自民党、みんなの党にいたら選挙に通らないから大阪維新の会に移って当選しようという志の低い議員たちが、国会に残ったらどうなるのか」と述べ、大阪維新の会の国政への進出をけん制しました。
このあと前原氏は記者団に対し、民主党の代表選挙への対応について、「私自身は、どのような立場でも野田総理大臣を支えていきたい」と述べました。
また、前原氏は、記者団が「細野原発事故担当大臣を、候補者に推す動きが党内の一部にあるが」と質問したのに対し、「キャリアを積んだ有力な議員が代表選挙に出て、政策論議をやって国民の注目を集めるのはいいことだ思う」と述べました。

ソース元： NHK

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政治経験の無いという人がいっぱい出て議席を取ったらか・・・・・・2009年の解散総選挙の説明だろうか？
政党とはいいつつも政治のド素人集団が政権を取ったらどうなるのかはこの3年で充分に味わった。ただ民主党の場合は経験値云々の話では無かったと思う。単純に売国政策を推進したい議員がアタマも悪かったという多重事故が最悪な結果となっている。裏切り者なのか馬鹿なのかハッキリして欲しかったが結局はその両方だったのだ。

前原の自己分析の欠如はもはや病気レベルだ。よくもこんなことを民主党の幹部として言えるものだ。こんなことを言ってても恥ずかしくないというその無駄に強いハートは中・韓・露などにモノ申すべきときに使って欲しかった。前原誠司が外務大臣時代に周辺国に日本の外交が舐められまくったが故に今もって領土問題で他国に強気に出られている。前原外務大臣時代が日本史の中でも最も周辺国による日本の領土侵攻への願望が強くなったときだろう。この責任は重大だ。献金問題と同じく当の本人はしれっと誤魔化そうとしているがそもそも今の時点で議員バッチをつけていること自体が図々しい話だ。公民権停止が妥当のことをしておいて国政を堂々と語るなということ。

さて前原は素人に政治を任せるなと言うがそうは思わない。政治家としての経験よりも実務能力が高い人物こそが有能な政治家となるからだ。民主党議員たちの中でも政治家としては長い議員も数多くいる。この前原誠司然り、菅直人然り、鳩山由紀夫然り、仙谷由人然り、輿石東然り、離党したが小沢一郎だって議員生活は長い。議員経験の長さ、「だからどうした？」という程度だ。こうやって列挙した議員たちの誰が日本のための政治をしたというのか？むしろ国益を損なうことばかりをしているじゃないか！政治経験なんてものは民意を反映せずにいかに裏で政治家同士で談合する経験値程度にしか見えない。

こんなくだらない民主党のけん制をあと１年も見なければならないのだろうか？解散のチャンスがありながらそれは実行せずに後から問責決議案を出している谷垣・自民党のアホさ加減も罪深い。自民党だって政治経験が長い議員は多いが結局出した結論が民意無視での増税だ。政治経験が長いなんてなにか良いことなのだろうか？そんなコスずるい政治家たちを重視するなんて国民にとってはむしろ不利益なことばかりだ。