どうにも納得ができない。著作権があるとしても納得ができない件がある。
先日、フジテレビの朝の情報番組にて安倍総裁の胃腸の病気についてコメンテイターと司会者の小倉さんが暴言を吐いたことについて抗議が殺到したのか後日髪の毛が真っ白になった小倉さんが番組中に座ったまま謝罪していた。先日その動画をYouTubeで見た。何ヶ月ぶりかに小倉さんを見たもので謝罪よりも髪の毛のインパクトにしばし動きが止まってしまったほどだ。まるで別人のようになっていた。いったいどんな苦労をすれば数ヶ月であんなに白髪に・・・・・。
まぁ、皆さんはご存知であろうことだ。本当はミジンコも小倉さんの頭髪の件は存じている。こういった体のどうしようもない部分を茶化すのは今こうやって書いていてもどうかと思った。小倉さんが爆笑問題の太田(←こいつは本当のクソヤロウだと思っている)に全国放送で頭の件を茶化されているところを生放送で見た。同席していたビートたけしは笑っていた、小倉さんの目は泳いでいた。怒りと動揺がない交ぜになっていたようだった。あれは小倉さんに対するいじめだった。
そんな小倉さんが他者の胃腸の病気については辛辣なことを言っていた。いじめの問題の深さを実感した。いじめ問題を取り扱う番組の司会者が自分も辛い思いをしているであろう身体のことについての悪口に平気で乗っていたのだ。コメンテイターの田中雅子が猛烈に安倍総裁の難病について叩いているときに諌めるのではなく相槌ちと暴言。いじめられっこも隙あらば誰かをいじめる傾向は紛れもなく存在するのだろう。なんとも残念なやり取りだった。
で、その安倍総裁や同じ病に苦しんでいる人々への暴言を謝罪した小倉さんのYouTubeにUPされた動画は削除されていた。フジテレビの著作権を取り扱うグループ会社の要請だろうか、著作権者からの要請で削除された模様。その23,4秒の動画も勿論著作物だということは分かっている。分かってはいるがあの謝罪部分がYouTubeにUPされたことによる損害っていったいなんなんだろうか?謝罪部分のみの数十秒の動画を削除するよりも謝罪したことを明確にしておいた方がフジテレビにも益があるはずだ。
謝罪部分の動画のみでも削除するという杓子定規なやり方はどうにも納得がいかない。
[21回]
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