ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
日本の空港の周辺で航空機の事故を誘発するために風船や凧を上げる活動家がいたとしたら即刻警察に逮捕されるはずだ。ところが沖縄県では被害者が米軍だとどんな危険な行為も抗議活動となり県も市もなんの抗議声明を出すわけでもなく警察への出動要請すらしない。これでは中国政府のやっている愛国無罪と同じようなものだ。ああ、一連のオスプレイへの執拗な抗議運動も中国での反日デモと称した暴動も根っこが同じだった。こういった抗議と称しながら攻撃先の被害にはまるで言及せずに延々と叫び暴れる活動家たちは、先ずは相手に危害を加えることを当然の権利のごとく振る舞うその野蛮性をなんとかするべきだ。オスプレイよりも遥かにオスプレイ反対と抗議活動を繰り広げる活動家たちの方が危険だ。
仲井真弘多知事も延々と米軍を悪魔の手先のごとく非難しておいて今更ルース駐日大使に要請とは厚顔無恥にもほどがある。外交ではお互いに敬意を示した過去があってこそ友好的な話し合いというものが実現する。沖縄県知事としてただの1度でもアメリカに対して紳士的な振る舞いをこの知事はしただろうか?東日本大震災のさなかで米海兵隊・海軍が東北に注力しているときでさえ、この知事は「米軍は沖縄から出ていけー!」だった。全国から沖縄にやってくる活動家たちも同様だった。本当にあの時は日本人として恥ずかしかった。
米軍のデタタ大佐は風船や凧がオスプレイのローターに巻き込まれたり吸気口に吸い込まれでもしたら墜落事故が起きてしまうからこそ「要望」を出しているのだ。知事も市長も活動家たちも、こんなことが「要望」で済んでいることでどれだけ米軍が譲歩していると思っているのだろう?本来ならばオスプレイへの攻撃と見なして戦闘突入となっていてもおかしくない。百歩譲ってもオスプレイのパイロットは回避行動くらいは取りたいだろうが飛行ルートをそれたとまた難癖をつけられるのでそれすらもできやしない状況だ。実際、既にあからさまに沖縄在住とは思えない自称・住人が「飛行ルートをそれたところを見た!」とテレビ局のインタビューで怒っていた。活動家とマスコミがつながっているからこその茶番劇だ。一般市民が数メートルの飛行ルートのズレを地上から認識できるわけがないだろうに。皆さん、たまに上空で見かけるヘリやセスナ機がどの地点(建物)の真上を飛んでいるのか斜め下から眺めていて認識できるだろうか?そういう訓練をしているミジンコでさえ至難の業だ。しかしテレビを見てそこまで考えない視聴者は「むむ!オスプレイが飛行ルートを飛んでいない!」と信じ込んでしまうことだろう。
抗議をするなと米軍も言っているわけではない。本当に危険だからこそ凧上げなどの妨害という名のテロ行為は止めて欲しいと言っている。
何年か前に環境テロ組織のグリーンピースが捕鯨反対のために運送会社から鯨肉を盗んで逮捕された。勿論、有罪だった。抗議活動のために誰かに被害を負わせても構わないとする活動家たちは先ずは小学校の道徳の時間からやり直すべきだ。抗議云々以前に相手に損害を与えるような行為がダメだっていうことだ。こうやって書いていても子供を諭しているかのような気分になる。いや子供だって悪いことは悪いと判断できる。飛行場の近くで風船や凧が危険だってことくらいは知っている。