田中真紀子文部科学相は16日の閣議後記者会見で、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった山中伸弥京都大教授(50)に対し、閣僚から洗濯機を贈ることを提案したと明らかにした。
山中教授は8日、自宅の洗濯機が故障し、修理の最中に受賞の連絡を受けたと明かしている。田中文科相は閣議後の閣僚懇談会で
「さぞ生活者としてお困りだろう。閣僚の頭割りで寄付したらどうか」と提案。全閣僚から同意を得られたといい、閣僚の寄付に法的な問題点がないかどうかを検討した上で、贈呈したい意向を示した。
ソース元:
Yahoo!ニュース 時事通信
馬鹿だ、馬鹿だと思ってはいたが田中真紀子がここまでの馬鹿とは驚いた。
田中真紀子は政治家としての資質が無いというのに政治家として自分は一流だと思い込んでいるだけだ。小泉政権のときに小泉元総理と対立したから更迭されたかのように報道されていたが実際には無能過ぎて政府機能が麻痺することを恐れてた政府からクビにされたというのが本当のところだろう。なにしろ任命した責任が小泉政権にあるとはいえ、要職中の要職である外務大臣だったのだ。自民党が圧勝した選挙の功労賞にしても余りにも馬鹿げた人事だった。余りにもとんでもなく無責任で無知な外務大臣だったので国益を棄損すると警戒した外務省が少しでも田中真紀子に諫言すると「大臣に逆らった」とされたのだから官僚とてたまったものじゃなかった。田中真紀子の更迭は日本の外交がこのままでは破綻してしまうと恐れた小泉政権の止むを得ない措置だった。小泉外交には失策も多々あったが北朝鮮から拉致被害者を5名奪還するなどの功績も数多い。それを支えた外務官僚たちはかなりの精鋭揃いだった。その官僚たちがサジを投げたのがこの田中真紀子であるわけで、そんな人物を再び閣僚に呼ぶ野田内閣、いや民主党自体の人材不足は余りにも惨い。
功績のあった人物に対してモノを贈れば良いというものではない。それは非常に下種な発想だ。山中教授が本当に洗濯機が故障して困っていると捉える時点で馬鹿丸出しだ。ノーベル賞受賞の連絡がくる日時は事前に分かっている。だからこそ受賞が有力視されている方々のところには記者たちが張り付く。それでも受賞の連絡が来ないということの方がほとんどだ。そんなことを何年も何十年も繰り返すのだから受賞が噂される人々にとってはノーベル賞ウィークは気苦労が絶えないことだろう。山中教授もそんなことを毎年味わってきた。その日のその時間に研究室に行けばマスコミに囲まれて他の研究者たちの迷惑になるのでご自宅で洗濯機の故障を直していたと称したのだろう。本当に直していたのかもしれないが受賞できなかったときに部下たちに気を遣わせることを避けたが故の自宅での洗濯機修理だったのかもしれない。洗濯機が壊れて気が紛れてちょうど良かったと思ったかもしれない。
田中真紀子は人気取りに執心しているようだが洗濯機をプレゼントなんてことは山中教授を馬鹿にした態度だ。元々150億円のはずだった予算を50億円に削られた研究者に対して洗濯機1台とは失礼な物言いだ。先ずは予算を削減した経緯を内部調査してそれが適切な判断だったか否かの説明こそが先ずは民主党議員としてやるべき真摯な行動だ。その調査の上でそれでも予算削減は間違っていなかったというのではあればその旨を公の場で説明することこそが政治家の役目だ。もしその予算削減の判断が今は間違っていたと判断したのであれば素直に謝って予算復活に尽力する、これこそが政治家の取るべき姿勢だ。カンパを集めて洗濯機をプレゼントなんてどうでもいいことだ。
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