外国人献金や暴力団との交流問題を抱える田中慶秋法相・拉致問題担当相が辞任した。そんな初めから任命するべきではない者を任命した責任は首相には無いとする藤村官房長官。責任がない理由は数々の不祥事で辞任した田中慶秋は
体調不良で辞任したからだとさ。
つまり外国人から献金を受けようがヤクザと交際していようがそこが理由で辞任したわけではなく、あくまでも体調不良が辞任の理由なので首相には責任がないと民主党政権は言っている。
体調不良とは言っても検査入院でしかないのでなにかしらの病名がそこにあるわけではない。それでも体調不良だと言い張った挙句の閣僚辞任。そして任命責任はないとする官房長官。常識ある大人が内閣には一人もいないのだろうか?
田中慶秋が「疲れた」と発言したという話を聞いたときには正直笑ってしまった。そこは笑いどころではないとは分かってはいるが大臣就任から一度も仕事らしい仕事をしなかった男が放った言葉としてはまるでコントのようでちょっと笑ってしまった。漫才やコントで使えないだろうか?なんもしないでベットに横になっていただけの検査入院患者が職場に3週間顔を出さないで言った台詞が「疲れた」、ちょっとは笑えないだろうか?ただし、税金を納めている身としては笑った後にベットにちゃぶ台返しをかましてしまいそうだが。
本気で野田佳彦の任命責任がないと考える社会人がいるだろうか?内閣官房の常識が世間一般のそれよりも遥かに低空飛行をしている。責任はあるのだ、例えその理由が病気であろうとも。大人と子供の大きな違いは責任を取れるか否かだ。昨今では責任が取れないものの大人ぶっている人間も数多いようだが、現実として商取引にしろ融資・投資にしろ、相手が責任を取れることを担保にして行われ、つまりはそんな大人の取引に参加できない者は年齢や体だけ大人みたいになっているが社会的に見れば大人認定とまでは至っていないということ。日本では内閣がそんな大人認定で却下される状況だ。
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