ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
先ず大前提として日本人が豊かなことに不平不満を言うアフリカ人が本当にいるのだとしたらそんなアフリカ人は救わないでいい。日本人は言われなき嫉妬に付き合う必要はないからだ。
この北村さんなるお方がどういうアフリカとの接し方をしておられるのかは存じ上げない。ミジンコが人生のかなりのエネルギーを使ってアフリカ諸国を含めて貧困国・紛争地域への支援活動をしていることについても今回はパスしたい。別に自分が色々な支援活動をしているからといってこの北村さんよりもアフリカについて発言権があるというわけではないのだ。今回はあくまでも「日本人は好きに暮らしていいんだよ」という話。
ミジンコがこんなことを言うと意外に思われるかもしれないが、いやしかしブログでも一貫してこういう姿勢だと自負しているのだけれど、別にボランティアや支援活動というものは「やらなくてもいい」ということ。ボランティアをしないと悪いなんてことは絶対にない。みんな好きに生きればいいのだ。その皆が共通の選択する自由があった上でどうしてもアフリカを救いたいという人がいたとしたら、それはその人の勝手(自由)だ。あくまでもその人の勝手(自由)は他者全てがアフリカを支援しないといったとしてもそれはその人たちの勝手(自由)だと認めた上での勝手(自由)だ。相手の権利は認めないが自分の権利は認めろとは傲慢ということ。この北村さんはそこを根本から理解していない。
アフリカの内戦をなんとかしたいと肉を食うのを控えるべきだろうか?逆だ、逆!肉でもなんでも食って充実した生活を送った方がアフリカのためだ。助ける側が弱ってどーするんだ?もっと言えば肉を毎日食えるような収入を目指すくらいのハングリーさがないと他者を助けるなんて人生は送れない。余裕があってこそのボランティアであり支援・救済活動なのだ。
はっきり言おう。たぶんこの北村さんには通じないのだろうが言っておこう。実際は「気持ち」や「言葉」ではアフリカの現状は救えないし、そもそも他所の国の人間が救う義理もない。アフリカ人がアフリカ人の不正を正し、教育水準を上げることがアフリカの様々な問題を解決する突破口だ。つまり、「アフリカ人にちゃんとしろ!」と言うべきことがもっとも効果的なアフリカ支援だ。facebookへステーキの画像を掲載することに配慮すべきか云々の話はアフリカにとってはどうでもいい話だ。むしろ訴えかけていることが馬鹿馬鹿し過ぎてブラックジョークの類いにしか受け取られないことだろう。