「これはなんとも酷い話かもしれない」とは思いつつもブログでは取り上げない政治の話題がたまにある。なぜ取り上げないか?その渦中の政治家(もしくは政治活動をしている立候補予定者)のポテンシャルを信じたいからだ。これは皆さんがご存知のようにミジンコがまったく信用していない民主党の議員ですら該当する。最初からは疑わない。その結果はほとんどの場合は失望に変わるのだがそれでも仕方がない。
日本維新の会が元グラビアアイドルや美魔女(?)なる候補者を擁立したと聞いて正直憤った。かといって自民党の三原じゅん子議員の例もあるし、元芸能関係者だからといって政治家に向いていないとは言い切れない。扇千景さんは参議院議長を立派に務めた。先人たちが既に道を開いていると感じる。
だが!ほとんどのケースでは芸能人・著名人から転身した政治家は有権者の期待に応えていない。はっきり言えば能力不足な上に思慮浅薄なのだ。議員をキャリアアップのように捉えて立候補する芸能人たちの多いこと多いこと。タレント議員の印象が悪いのは過去から今に至るまで余りにも多くの失望と不祥事が山積しているからだ。
そ、それでも、「もしかしたら・・・」と期待をしてしまう。だから「タレント候補者=悪」と斬って捨てるのはどうかとは思っている。しかし今回の件では失望した。情報をくれた方に感謝。本日発売の週刊SPA!に「橋下ベイビーズ」なる特集がある。急いで買って読んだが酷い内容だった。そんな酷い内容だったが知って良かったとも思っている。
日本維新の会が擁立した元グラビアアイドルは以前から叩かれていたことは知っている。その元グラドルが叩かれているというよりも橋下市長と維新の会が叩かれていた。「いったいなにを考えているんだ?」と。それでも先入観は良くないという思いもありブログでは取り上げなかった。ところがその佐々木理江という候補者のインタビューを読み考えが変わった。「あ、この人、適当にその場で嘘をつくタイプなんだな」と感じたからだ。民主党の議員や候補者にいがちな平気で嘘をつくタイプが日本維新の会でもちらほら見かけるとは思ってはいたが新人候補者までもこういうタイプかと思うと残念だ。
この佐々木候補、実は今日雑誌を読むまで過去も存じ上げなかったのだが、まぁ、よくマスコミが多用する「美人」ではなくて本当に美人と表現してもそれほど異論は出ないタイプだとは思った。そこは小沢ガールズたちとは異なる。
で、そのインタビューにてグラビア撮影時にTバックはNGにしていたエピソードに触れている
。「グラドル時代から将来的に政治家の道を志そうと決めていたから」とのこと。・・・・・・・・はい?(-_-;)
では、どんな格好をして撮影に臨んでいたのかと調べてみたら出るわ出るわ”たしかにTバックではない姿”の数々。ちとこのブログでは開設から万を超える画像を掲載していながらもエロ画像禁止(おっぱい星人が喜ぶ程度の画像はOK)としているので若干以下の画像を掲載することに抵抗があるがこの記事で伝えたいことがストレートに伝わると思うので掲載する次第。
えっと・・・・・これTバックをNGにする意味があったの?
別にグラドルであろうがAV女優であろうが政治家を目指して良いのだ。過去の職歴があってこそ追求できる政治はあるはずだ。問題なのはうさん臭いことだ。平気でその場しのぎの嘘をつく人物は国会には要らない。その場しのぎの連続ではいつか限界がきて政治家としては自分の嘘に溺れ死ぬからだ。
素直に「グラビアアイドルとしては芽が出なかったがその悔しい経験を糧にして学んできました。」と言えば信じられた。「政治家を目指していたのでTバックは着ませんでした」では有権者を舐めるにもほどがある。
余談だが基本的に民主党や小沢一郎を支持している週刊SPA!らしい記事の書き方なのだが、この佐々木候補を国立大の理系出身と記述している。それだけ読めば才色兼備のようにも取れるが調べてみたら島根大の出身だった。たしかに国立大出身で間違いはないが世間一般的に「国立大出身者」と聞いて思い浮かべる大学ではない。島根大と学生さん、OB・OGさんたちには申し訳ないがそれが現実というものだ。国立大出身で株をやっていた株ドルというキャラだったらしいがNYのヘッジファンドから誘われるような凄腕ディーラーだったわけでもあるまいし、むしろそこは「ちょっと株に手を出した程度で経済を分かった気でいる言動が目立つ」という不安要素だろうに。
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