民主党政権時代の言葉は悪いが「クソつまらない政府与党の答弁」に悪い意味で慣れてしまったことが大きく、安倍政権の国会答弁が録画してもう1度見たくなるほど面白い。とにかく具体的で解り易い上に時折混ぜられるジョークで和む。既に数字として具体的に現れている株価の上昇や円高の是正、日本の景気回復を実感として感じるようになってきた。国会での政府与党側の席では笑いが絶えない。
野党はまるで半ベソをかいているかのようにさえ見える。その半ベソかきのまま、しょーーーーもない質問を与党に浴びせているが、それも閣僚たちのウィットに富んだ切返しで、むしろ質問をした野党の方のダメージが大きい。野党議員たちはゲスな質問をしただけに止まらずに自分たちの愚かさを露呈されてしまい恥の上乗り状態だ。
共産党の笠井亮議員から「企業の収益増が従業員の賃金アップにつながっていない」と批判されたところ、麻生副総理兼財務大臣が「企業は今、巨大な内部留保を抱えていると思っております。幸いにして株価が上がり、輸出企業にとってはドルが高くなり、円が安くなったんで、明らかに思わぬ利益が入った分が収益として増えている。その増えた分で従業員の給料を上げようといわれる会社もある。ただ、ここんところは、われわれが強制してやらせることではありません。私どもは共産国家じゃありませんので。」と回答。
共産党議員らしいトンデモ系の批判だ。既にローソンなどは賃上げに手を上げているが、政権発足からまだ2ヶ月すら経過していない時点で今の政府与党に民間企業の賃上げについての批判をしているところがお門違いだ。共産党には「決算」や「四半期」という概念が無いのかもしれない。お金についてはまさにメンヘラ級な共産党は企業の増益がリアルタイムで従業員の給料アップとして反映させられると本気で考えていそうだ。せめて四半期くらい待つのが常識というものだ。ローソンだって給与アップに名乗りを上げたからといって今の時点で大きな余裕があるという意味ではない。景気の気は気分の気というフレーズに則って社内の士気向上や企業イメージ戦略の一環としての思惑は見え隠れするし、将来への期待、すなわち景気の更なる向上への期待値が大きいということだ。
下の画像は8日の衆院予算委員会でのヒトコマ。麻生発言に絡めての安倍総理の発言で与党側は大笑い。
安倍総理「政権として麻生副総理の発言を撤回をしますが、経営者の皆さまに賃上げの要請するつもりでございます!」
共産党の議員がいったいどういう回答を期待していたのかは不明だが、これ以上の回答を期待する方が無理というものだ。既に景気回復への舵取りが行われており、まだ介入すらしていない状態で結果が出ている円高是正により政権発足から1ヶ月ほどで国内の1兆円企業が倍に増えている。1兆円企業ともなると1円円高が是正されるだけで300億円からの増益となる。それに伴って内部留保もどんどん貯まっていく。これが給料に反映され、雇用増大となる。共産党の議員が懸念しているところは既に答えが出ているように見えるのだがそれでも与党を批判するのはもう共産党の本能のようなものだろうか?
安倍政権は実際に景気回復に具体的な政策を示し実行しているのだから「今そんな質問をしてなにが知りたいの?」といった質問は野党議員たちも控えるべきだろう。国会は小学校の社会科の時間ではないのだから、大人の常識としていちいち分かり切ったことを財務大臣や内閣総理大臣に質問しても仕方がない。こういうくだらない質問内容を見ると共産党はいつまで経っても共産党のままなのだなぁと呆れる。国会は学級会ではないのだから。
国会で与党側がこれだけ明るいと日本の将来に期待が持てる。中国との尖閣問題にしろ、ロシアの領空侵犯をしての牽制にしろ、外交的には問題が山積しているわけなのだが日本が確実に明るい方向に向かっていることを感じさせる光景だ。どんな問題があっても必ず解決してくれて災い転じて福となすを実際にやってくれそうな内閣だ。
民主党政権時代では内輪(閣僚)の数分前の発言を首相が撤回して笑いを取るなんてことは先ず見られなかった。民主党政権では本当に内輪で揉めていたものだから首相の真後ろに座る閣僚たちが常に首相を睨んでいるか居眠りをしているかの二択でしかなく酷い雰囲気だった。もう金輪際あんな政権はお断りだ。
ちなみにほんの少しだけ早めに退任してくれることとなった日銀・白川総裁の答弁中は下の画像のとおり。
この日銀総裁は就任から今に至るまで日本の国益に適うことをまったくやってこなかったわけだが最後には少しだけ早く退任して今の政府への抗議めいたことを示したんだとか。ハァ・・・・・。ショボいやつはなにをやってもショボい。
民主党の超ゴリ押しでこの日銀総裁が誕生したわけなのだが日本経済にとってはとてつもない地雷だった。ショボいくせに!(←矛盾)
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