先日開催された「ヒゲのピザ作り講座」にて「マルゲリータ」に「ごはんですよ!」を薄くまんべんなくトッピングしたピザをミジンコも実演。
黒くて焼くとプスプスと「ごはんですよ!」が弾け、見た目的に食欲が沸かない感じのピザ。でもミジンコは結構好きなんだけど・・・(-_-;)
よくよく思い起こせばミジンコ、イタリア系ブラジル人(イタリア移民の町出身でその町はイタリアの町みたいだった)のちにアメリカ人と何年も付き合っていて「ピザが作れない男なんてダメだ!」と言われ続けていじめられ・・・もとい鍛えていただいていたので、粉からマルゲリータくらいは作れる・・・はず、覚えていれば・・・。
思えばエスプレッソのなんたるかとか、パスタの基本とか、カラマリへのこだわりとか散々その彼女に教わった。
イタリア系は料理に人生を捧げ過ぎてんじゃねーのか!?と思ったりなんかして・・・・・と家で料理をほとんどしないミジンコが言ってみる。
そういえばジローラモさんも、エスプレッソを作る容器を何十年も大事に使い続けていて、その容器じゃないとダメなんだそうで。
凄いなイタリア人の料理へのこだわり。
でもって、ミジンコが作った「ごはんですよ!ピザ」にヒゲが初めてプロらしくアレンジを加えてくれて普通に店で出してOKな感じな味に。
赤と黄色のパプリカは「ごはんですよ!」の黒に映える。
名前が「ごはんですよ!ピザ」というのもなんなので、ヒゲのピザ教室記念「ヒゲピザ」と命名する。
ところが大勢の参加者たちから「黒いところがヒゲがトッピングされているみたいでヤダ!」と却下される。「ヒゲなめんなよう!」ってヒゲが言ってた。わけがわからん。
そんな「元ヒゲピザ、現在名前ナシ」よりもおいしいピザがヒゲの手によってどんどん出来上がってしまったため、ヒゲピザはラッピングしてお持ち帰りに。ヒゲ料理人、一人シェーキーズ状態に。人数を考えないでガンガン焼くもんだから需要と供給のバランス崩壊。
元ヒゲピザを冷凍室で凍らせていつか食べようかと思ったけれど、なんとなくミジ家に置いておいても、黒過ぎて怪しすぎて誰も食べない気配なので会社に泊まっているエンゲル係数が低いスタッフたちに差し入れすることに。
そこで気がついた。ウチのスタッフ、黒いピザを見ても誰も迷うことなくクチに入れていた。材料がナニかすらも尋ねずに・・・・・。
「うわ!黒い!」とか「黒っ!」とかリアクションをしていたものの、誰も材料を訊かなかった・・・・・。普通は少しは気になると思うのだが、よくよく考えると飲み会の席でも「なんだかわからないけどコレ!」とかメニューを指差して選んでいる奴等が複数名いるんだった。ちゃんと残さず食べているしね。
ウチのスタッフ、躊躇せずになんでも食べることが判明。生命力強いかも。
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