みんなの党の渡辺代表は、記者団に対し、夏の参議院選挙で、定員が1人の選挙区を中心に
民主党と選挙協力を行いたいという考えを示しました。
この中で渡辺代表は、夏の参議院選挙について、「『基本政策が重なる範囲で、ほかの党と連携しよう』と言っており、民主党を排除する必要は全くない。民主党とは、共同提出した法案などもあり、現実を無視してはいけない。定員が1人の選挙区で候補者が重なれば、すべて自民党に持っていかれる」と述べ、定員が1人の選挙区を中心に、民主党と選挙協力を行いたいという考えを示しました。
そのうえで渡辺氏は、かつて民主党に所属していた浅尾政策調査会長を選挙対策委員長に起用し、民主党との協議に当たらせる考えを示しました。
みんなの党では、参議院選挙に向けた民主党との連携について、江田幹事長が2日、「政策も違うのに一緒になろうという発想はない」と述べ、現状では難しいという認識を示していて、党内での意見の違いが表面化しています。
ソース元:
NHK
鳩山由紀夫が首相になるための主犯、もとい首班指名でみんなの党は民主党に協力して票を投じていた。その後の日本の悪夢のような3年3ヶ月の始まりだった。忘れてはならない。みんなの党はまるで他人事のようにこの数年間の日本の不況やTPPを語っているがあくまでも民主党の共犯者なのだ。それを偉そうに民主党を非難したり、自民党のことを意味もなく批判したり・・・・・。みんなの党はそういう点ではとても民主党に似ている。自分たちの過ちをまったく省みないで次から次へとプランだけは大声で主張する。なにがアジェンダだ、ふざけるな!そもそもアジェンダの意味を正しく使っていないくせに!(←説明すると長くなるので省きますが本当です。アジェンダとはただの掲題であり政策論争の際に使うのは誤用です。やるかやらないか決めていないことをあたかも政策のように語ることは卑怯だとも言えます。)
本日、平均株価は遂に1万3千円を突破。自民党の政策を市場は好感しているということだ。しかも日銀の新総裁の黒田氏の実務能力を市場は高く評価していることを素直に反映して円は97円突破。95円ではない。既に97円突破。24時間かけずに3円円安が進んだのだ。民主党のテコ入れで総裁に就任した白川前日銀総裁が疫病神か貧乏神だったとしか思えないほどだ。政府も日銀も機能しているということ。民主党政権時代がどうかしていたのだ。日本はずっと民主党や白川総裁という名のハンデを背負って経済活動をしていたということだ。そのハンデがいなくなれば自然となにもしなくとも、いや実際問題、本当に口先介入すらしていない段階で既に景気回復へまっしぐらだ。昨年の解散総選挙から先週の時点で日本企業の株価上昇の総計は111兆円という数値が出ていた。つまり株式市場に111兆円プラスとなったのだ、たった数ヶ月で。給料に反映されるのはまだ先のことだろうがボーナスは期待できる。それになにより企業の株価が上がればおのずとその企業の従業員へは恩恵がある。将来の昇給はもちろんのこと、なにより企業が大きくなれば昇進の機会にも恵まれるであろうし、リストラや減給などの可能性は大幅に低減する。
で、みんなの党とやらはこういった景気回復になにか寄与したんだろうか?アジェンダ、アジェンダと叫ぶだけでこの3年数ヶ月、国民を苦しめ抜いた民主党になんだかんだと協力しているクソッタレ政党じゃないか!みんなの党がこれだけ国民が苦しんでいたというのにその元凶である民主党に協力した理由は単純だ。みんなの党を維持するため、それだけだ。日本のためを思っての行動ではない。あくまでもみんなの党が生き残る手段としてそういう選択をしていたに過ぎない。要は自分たちの影が薄くならない方法をなるべく実践していたってことだ。そんな政党、日本になにかメリットがあるのだろうか?
ところがここ最近は日本維新の会が大躍進。もうこれでもかというくらいにみんなの党の存在意義が希薄化している。そんな絶体絶命の危機の政党が選んだ選択肢が「民主党との選挙協力」ということだ。アホ丸出しだ!そんなことをしたらみんなの党は尚更のこと危機的状況になることだろう。それでも突き進む渡辺代表、自民党を勝手に出ていったくせになぜか自民党を恨んでいる節がある。おそらく今のような自民党の復活を渡辺代表は微塵も予想していなかったのだろう。だから自民党が元気になればなるほど口惜しくってしょうがないという感じだ。だから維新の会へラブコールしたり、民主党との協力体制を築いたり、素直に「自民党を出て失敗したー!」と言えばいいのに。
どうしても気になることは民主党へNo!を突きつけるという意味でみんなの党に投票した有権者の票だ。まぁ、鳩山由紀夫首班指名などちょっと調べれば、「反民主党だからみんなの党へ」という選択は相当に知識不足で痛い判断ではあるのだが、相当数の民主党が大嫌いでみんなの党に入れた有権者たちが存在すると思われる。そんな有権者たちからしてみれば、今回のみんなの党の民主党への選挙協力は有権者への裏切り行為だ。みんなの党の渡辺代表はメディアに露出しているとき自分が言いたいことだけを叫ぶのではなく、過去数年に渡って民主党政権に協力して今なお協力しようとしている上で民主党不況とも言える過去数年間の尋常ではない政府による不況誘発について自分たちにも大きな責任があると認めた上で謝罪することが先だろう。既に何度も失敗した政党が次から次へと政策(アジェンダ)を掲げて大声で叫んだところで信用がならない。自民党や民主党を抜けた議員たちがそういうことをやっているんだ。鏡を見ろ、鏡を!
余談だが江田憲司議員が渡辺代表と組んだことがとても意外だった。時間の問題なような気もするがまだ江田議員が渡辺代表のような小さい器としか思えない議員を担いだことが本当に意外だった。橋本龍太郎という政治家をずっと傍で支えていた人物が次に選んだ人物が渡辺喜美!?とは感じずにはいられなかった。ちなみに以前はミジンコは橋龍が大・大・大嫌いではあったのでその周辺の人物たちも信用していなかった。それでもその大嫌いな橋龍を民主党の幹部たちのように無能と思ったことはなく、むしろこちらが嫌になるほど力のある政治家だと尊敬の念を抱いていた。これは同じく嫌いではあるが尊敬している自民党の大物議員たち(中曽根康弘元総理など)と同じ感情。旧態依然とした自民党を是とする老人たちを好きにはなれなかったが政治家としては大きいなと思わずにはいられない人たちがいる。嫌いなんだけど!(しつこい?w)
江田憲司議員はそういう大物政治家たちを若いときからずっと見てきたというのに行き着いた先が渡辺喜美ということにずっと違和感を感じていた。(ミジンコは個人的に橋龍のそばにいたときから超コスずるい人という印象があるので嫌いだが)江田憲司議員、あんたは本当にそんなことでいいのか!?とずっと言いたかった。どんな良い悪巧み(←矛盾)をするにも一緒にやる政治家はもっと器が大きい人物の方がワクワクするし痛快だってことを知っているくせに、なんでみんなの党にいつまでもいるのか不可解極まりない人物だ。
対して、渡辺喜美となると・・・・・・・う~ん・・・・・なんで政治家やってんの?ってな印象しかない。どこか凄いところとか、政治家として卓越した手腕とか、そういうものの片鱗を見たことがない政治家の一人だ。強いて言えば、自民党を離党した後に政党を設立してそれを今まで消滅させていないところだろうか?今回の民主党への協力や党内で代表が孤立している今の状況からして未来は暗いだろうが、ともかく新党の中では大きな政党を作り上げたところは評価に値するんだろうか・・・・?
みんなの党の度重なる民主党への協力には因果応報という結果になることだろう。今後消え去る政党として民主党が先ずは挙げられるがみんなの党もそうなる可能性が高くなってきた。
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