結構話題になっているマイクロソフト社ビル・ゲイツ会長と韓国・パク・クネ大統領の握手シーン。ビル・ゲイツ会長がポケットに手を入れたまま握手をしているのだ。これは非礼にあたる。ミジンコはビル・ゲイツ会長は敢えてこのような態度を取ったのだと見ている。世界各国の首脳との会談経験も豊富なゲイツ氏がこの時だけ緊張していたわけでもあるまいし、うっかりでこんなことにはならない。
このブログで度々述べているがミジンコはビジネス上ではビル・ゲイツ氏が大嫌い。これを公言している。シリコンバレーにはそういう意見の人々は結構いて、ミジンコもマイクロソフト社と何度もビジネス上ではぶつかっている一人なので「ゲイツめ!」と言い放って憚らない。要は今はそこまででもないが、マイクロソフト社 vs シリコンバレーのベンチャー企業群という対立は米国IT産業で長らく続いていることであって誰もが分かっていること。その両陣営の激しい戦いが今の米国IT産業の発展の大きな要因だ。すべてのITベンチャー企業はマイクロソフト社を目標にしているといっても過言ではない時代が確かに存在した。
まぁ、ミジンコからしてみればビル・ゲイツなる超大物はまるで大魔王のような存在であり、今ではなんでかこっちが頑張り続けているグリーンテクノロジー分野に於いてまで新型原発推進派としてこれでもかっていうくらいに「The 邪魔」な人物がビル・ゲイツその人なのだ。なんで原発をどんどん建てようとしてんだよ!と怒りを覚えないときはないが、ビル・ゲイツという天才には天才の考え方があるのだろうとは思っている。もちろん、今後も対立し続けてやるという気持ちはまったく薄れない。負けてたまるかコノヤロ!
そんなミジンコが大嫌いなビル・ゲイツ氏ではあるが、ビジネスを抜きにした人間像は素直に尊敬している。あれだけの地位を築いた後でも誠実な人柄はまったく崩れないし、以前に見た空港でのビル・ゲイツだと最初には気がつかなかったおじさんへの対応などはその人柄の良さが窺えた。全然偉ぶらないのだ。そういうところは見本にしている。アップルを救済したときの決断力とスティーブ・ジョブズ氏への変わらない友情もゲイツ氏の器の大きさを感じさせた。本当にビジネス上ではこのクソヤロウめ!と思うこと100万回だが、人間としてのビル・ゲイツ氏はとってもイイヤツだと思う。なんでイイヤツなのにあんなにクソヤロウなんだ!!!
さて、上記の写真の件だが、これはビル・ゲイツ氏なりの抗議の意だろう。なんど抗議しても、コピー対策を施しても、韓国政府に訴えかけてもコピー大国・韓国はまったくその犯罪を認めないどころか対応すらしないまま長い時間が経過した。この20年でマイクロソフトが韓国から受けた被害は天文学的な数字に及ぶことだろう。そんな国の大統領に握手を求められてもマイクロソフトの会長としては困るという心情は理解できる。ポケットに手という行為はもはやなにを言っても改善しない韓国人へというよりも、マイクロソフト社の従業員やちゃんとライセンス料を支払ってマイクロソフト社の次のソフトウェアの開発に寄与している正規ユーザーへのメッセージなのだろう。このパク・クネという大統領はそこらへんの今までの経緯すらも把握していないように見受けられる。事情を把握していたら先ずは韓国側が改善案を出してからの会談となったはずだ。
同じように韓国サムスンから甚大な被害を被っている企業にアップル社がある。世界各国でサムスン敗訴中だ。本来はそういう企業、ましてや国が莫大な支援を行っている国策企業が海外の企業に甚大な被害を与えている場合はその国の政府がなんとか事態を改善することに努めるのが筋だ。いわゆる国家の恥というやつは政府がなんとか収拾することは当然のことだ。ところが歴代の韓国の政権はそれをまったくしない。しないどころか延々とそのことを放置している。要は国策企業がどれだけインチキをしようが大きくなることを選んでいるのが韓国の歴代政権なのだ。ポケットに手は非礼だということにはなるのかもしれないが、本来ならば握手を跳ね除けられるようなことを韓国側はしている。
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