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小野市にこの件で猛烈な苦情を寄せていた人々は小野市の市民では無かった。声がやけに大きかった市民団体の数々も小野市の市民団体では無かったということだ。市民の反対意見は僅か0.84%、生活保護受給者からの問い合わせもほとんど無かったそうだ。
フジテレビの朝の情報番組「とくダネ!」ではこの件についてわざわざ小野市で生活保護を受けている男性にインタビュー、スタジオでは司会者もコメンテイター、果てはアナウンサーまでしかめっ面をコーナーの最初から最後まで継続してこの世の終わりかのような取り上げ方をしていた。そのネガティブな印象作りとは裏腹に小野市民の反対意見は1%も無かったのだ。小野市長との中継を使ったやり取りでも司会者の小倉、菊川の両名はまるで市長がなにか不祥事を起こした人物であるかのような慇懃無礼な態度であった。丁寧にフリップ(図解)まで用意して真摯に制度を説明しようと努めていた市長に対してあの番組の姿勢は許しがたいものがあった。今からでも番組はあの恣意的な番組構成と市長ならびに小野市民に対する非礼を詫びるべきだろう。
そもそもこの制度を監視社会だなんだと批判していたどこの市民だかも分からない連中にとやかく言われる筋合いはない。納税者である小野市民がそう決めたのならばその制度で行くべきだけのことだ。納税者が自分たちの納めた税金の使われ方に意見するのは当然の権利だ。小野市民は生活保護費をパチンコなどの遊興費に使われたくないと民意として示した。そんな当たり前の市民感覚を監視社会だなんだと屁理屈をこねて批判するほうがどうかしている。人に支えられている身分でパチンコをやるな!これでいいじゃないか。なにも間違ったことは言っていない。