忍者ブログ
| Admin | Write | Comment |
ブログを移転しました→ http://blog.livedoor.jp/marugoto_mijinko/ 今後は移転先でお会いしましょう。とっくに移転したブログに延々とコメントをつけても何も出ませんよ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 自民新顔でワタミ前会長の渡辺美樹氏(53)=比例区=は午前11時半過ぎ、東京・蒲田へ。「国民が安心して暮らせる社会をつくるには、国を破産させるわけにはいかない。経営者としての29年の経験を、国の経営の健全化に生かしたい」と訴えた。

ソース元: Yahoo!ニュース 朝日新聞デジタル


結局、このワタミ前会長を自民党は擁立したというわけだ。公職選挙法違反の疑いが非常に強いことを幾度も繰り返した人物の擁立を最後まで取り消さなかった自民党執行部にはなにかこの候補者の擁立を取り消しにできなかった理由があるのだろう。所詮、自民党もそんな政党ということだ。

ともかく自民党は多くの支持者、自民党を信じて票を投じてきた有権者たちを裏切った。昨年末の衆院選、そして各市町村での地方選、先日の都議選とずっと自民党を支えてきた人々の信頼を自民党は踏みにじった。

この自民党の新たな候補者は「国を破産させるわけにはいかない」、そして自分の経験を生かして「国の経営化を健全化」を図りたいと述べている。いわゆるブラック企業の手法では確かに企業自体は肥えるのではあるが従業員たちはどうだろう?国が裕福になっても国民が死にそうなくらい困窮する社会、そんなものを誰が望んでいるのだろうか?それではまるでどこかの独裁政権のようだ。国の中枢にいる一部の人間だけが肥え太り、国民の痛みなどはまったく意に介さない国、まるで北朝鮮だ。自民党は日本をそんな国にしていきたいのだろうか?

安倍首相自らがこの候補者への出馬要請を行ったとか。信じられないほど愚かな決断だ。そもそも安倍首相については社会構造、もっと具体的にいえば庶民の生活についてどの程度の認識なのか非常に不信感がある。ほとんどの国民は過酷な受験戦争を乗り越えて、その先に更に決してラクとはいえない会社員生活を数十年送り、その間、ほんの些細なミスでも許されないプレッシャーと戦って生きている。本当に日本では国民でいるのもラクではないのだ。

対して安倍首相の今までの人生はどうだっただろうか?そりゃ政治家は過酷な仕事ではある。その点は同情しているが、それまでの過程で安倍総理は本当の意味で国民が味わったほどの苦労を経験しただろうか?本当にこの点では疑問視している。東大に入るべくの英才教育で家庭教師にしごかれても成蹊大学。きつい言い方だが現実としてそのくらいの環境にいた同世代の二世議員たちで安倍総理よりも学歴が低い人物はそうはいない。英才教育を受けても東大合格は叶わないまでも滑り止めの早慶には余裕の合格くらいが当たり前だ。先ずここで安倍首相は受験戦争という名の過酷な競争を頑張っていなかったことが伺える。

その後の南カリフォルニア大学の中退は当初から短期留学目的だったであろうから仕方ないにしても(※ 留学経験者が英語が堪能ではないことは大問題。授業を理解できたのだろうか?)、就職先は神戸製鋼所だ。日本を代表する巨大企業だ。この企業に安倍首相の学歴で入社したことはまさに異例のことだったろう。しかも社内でも随分と手厚い・・・・・いやまぁ、はっきり言ってしまえばこれは本人にも気の毒なことではあったが将来の首相と目されていた人物のご子息ということで本人にはコントロールが効かないところでいろんな力が働いて安倍首相を守っていたであろうことは容易に推察できる。本人に非がないとはいえ、これで日本の会社員がおかれた厳しい環境を学べたのか否か?その点は甚だ疑問だ。

自分で書いていても安倍首相に失礼なことを書いているとは分かっちゃいるがこの大前提に触れなければならない。なぜか?安倍首相は本当にワタミという企業グループの危険さを理解しているのだろうか?ということ。学業でも仕事でもそれこそ不眠不休で取り組んだ後で理解できることがある。とことんまで頑張った先にある上が求めることの正当性と理不尽さだ。企業が従業員を奴隷のように扱い、質素な生活ですら困窮するほどの低賃金で働かせることを政府が容認していてはその国はお終いだ。そのお終いというやつをなぜ自民党が率先してやろうとしているのか?これだけ国民に支えれれてきた政党がやっと政権が安定しそうだというところで首相自らワタミグループを支持することをしでかすなんて狂っている。

なんだかんだと支持率が高い安倍首相だがここで長々と書いたように「それほど戦っていない」のだ。少なくも多くの国民が苦労に苦労を重ねているほどの経験はしていない。そりゃ政治家としては苦労しているだろうし、首相を1度経験もした上で再登板だ。前回の辞任も誉められたものじゃない。そんな人物がワタミ前会長を望んで擁立しているという現実は本当に支持できない。安倍首相がワタミグループの企業に入社したら3日ともたないことだろう。それを国民には求めているのだろうか?自分が到底できないことを国民に求めるリーダーシップなんて冗談じゃない!絶対に支持できない。

拍手[45回]

PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
いち参議院議員ですから
この人が労働政策を一人でコントロールする訳ではないからいきなり日本企業総ワタミ化する訳ではない、と信じたい。国会議員の名誉を手に入れて満足しててくれりゃいいんだが。。。


つーか非拘束比例名簿だから落とせないかな、この候補者。以前このブログで議論されてた「落としたい候補」投票制度、本気で欲しい。
りょみパパ| | 2013/07/04(Thu)20:52:50| 編集
マイナス票は本当に必要ですね
あのマイナス票の記事はもう何年も前に書いたものですが今もって反響が大きいです。あの案を法案として推進する党があればそこを支持したいくらいです。
ミジンコ| URL| 2013/07/06(Sat)09:50:26| 編集
ほほう
民主党や生活の党とかが推進すると言っても支持します?w



そもそもこの連中は、詐欺フェストに何書いてても信用できませんが。。。
りょみパパ| | 2013/07/06(Sat)13:40:22| 編集
 カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
 ブログ内検索

 今月のイチオシ
上手く育てられれば120kg超の巨大かぼちゃを収獲できます。なんと518円で2粒の種!頑張って育てれば120kg×2=240kg分のかぼちゃとなる可能性が!お得!

超巨大かぼちゃ 2粒
Luckyseed


 プロフィール
HN:
ミジンコ
性別:
男性
職業:
戦闘訓練を受けた経営者
趣味:
余裕をかましている悪党をギャフンと言わせること。
自己紹介:
詳しくはプロフィールをご覧くだされ。
 わらび☆かんがるー子


 契約戦隊     ハケンジャー


 バーコード
 英語学習教材
アルクの教材はTOEIC対策の過去の蓄積からいっても実践的です。価格も安く他の高価なのに効果は疑問な教材よりもずっと役立ちますよ。高い教材を買うくらいならばアルクの教材で段階的にステップアップしていった方がコストがそれほどかからずにスキルアップが望めます。特に就活前の学生さんたちによく質問されます。「TOEICを受けておいた方がいいですか?」と。企業に就職しようとしていて、受ける・受けないで迷っているなんて時点でどうかしています。TOEICは大学1年で受けておき自分の実力を知り、そこから就活前の3年間で自分のスコアに合った対策を立ててできるだけスコアを上げておく、この位の意識じゃないと。


キクタンTOEIC(R)
Test Score 600 例文音声
【英単語+例文テキスト付】
(アルク) [ダウンロード]



キクタンTOEIC(R)
Test Score 800 例文音声
【英単語+例文テキスト付】
(アルク) [ダウンロード]



キクタンTOEIC(R)
Test Score 990 例文音声
【英単語+例文テキスト付】
(アルク) [ダウンロード]



起きてから寝るまで英語表現700
オフィス編 完全改訂版
【英文テキスト付】
(アルク) [ダウンロード]


レベルごとに1~4まであります。3くらいからTOEICの勉強らしくなっていきます。電車の中で毎日読むだけでスコアが確実にUPするはずです。

究極の英単語
Standard Vocabulary List
[上級の3000語] Vol.3
[単行本(ソフトカバー)]
 アーカイブ
 最新コメント
[06/02 Rachel]
[05/31 管理人さんお大事に]
[05/28 Z竹]
[05/28 MAX]
[05/28 Z竹さん、自己紹介ですか?]
[05/27 Z竹]
[05/23 エンタ]
[05/23 シャレ?]
[05/12 T2]
[04/27 Benjamin2015]
 最近の注目記事
Copyright ©   【移転しました】時代をちょっとだけ斬る!   All Rights Reserved
Illustrated by わらび☆かんがるー子 Design by MMIT / TemplateB3  Powered by 忍者ブログ
忍者ブログ [PR]