ダダン!ダン!ダダン!ダダン!ダン!ダダン!ダダン!ダン!ダダン!ダダン!ダン!ダダン!ダダン!ダン!ダダン!ダダン!ダン!ダダン!
ターミネーターの新作・・・・のわけがない。
軍がお金儲けをするためにゾンビ化ウィルスとそのゾンビ化を治療する特効薬の実験のためにヤングスタウンというアメリカの田舎町を恐怖のズンドコに叩き落とすお話。なんでも軍はその特効薬を人々に売りさばいて大儲けを画策しているんだとか。そうその計画の司令官の大佐が言ってた。
そんなことをやってその軍がただで済むはずもないのだがとりあえずそこは突っ込む気力すら湧かない。その大佐の元部下の軍人がその計画を阻止するべくたった一人で立ち向かうのだがその男がターミネーターに似ている。だからゾンビネーター。彼は別にサイボーグというわけでもなくただの銃乱射魔。ショットガンを撃ちまくり特効薬を使用すれば治るはずのゾンビさんたちを木端微塵にしていく。軍の恐るべき計画を知らない住民たちを救うためにヤングスタウンにまでやってきたゾンビネーターは結局はゾンビ化した住民たちのトドメを刺しまくるのみ。おまえ、ショットガン撃ちたいだけちゃうんかと・・・・。
確かにゾンビさんたちの顔面などが崩壊した姿を見るにクスリで治るような問題ではないと思うのだが大佐は治るって言ってた。顔半分くらい無いゾンビさんとか腕とか無いゾンビさんとかも治るんだろうか?まぁ、大佐がそう言っていたので治るのかな?その肝心の大佐は最後にゾンビさんたちの群れの真ん中でおしくらまんじゅうされていた。エキストラ、もといゾンビの皆さんの投げやりな演技が光るシーンだった。まぁ、確かに誰も演技であろうとも大佐(ハゲ、デブ)に噛みつきたくはないのだろう。
ちなみにゾンビネーターは・・・・・
「ターミネーターみたい」だと言われると・・・・・
ちょっと不機嫌になる。この服装でサングラスにショットガンと揃えに揃えておいて似ていると言われると顔を横に振って「おまえはなにを言っているんだ?」といったリアクションとは若干面倒くさいタイプだ。関わらない方がいい。
別にゾンビで溢れ返ったヤングスタウンがどうなったかなどの描写も無く。ゾンビネーターや生き残っていた住民たちが町を脱出できたのかといった説明は一切なく作品は終わる。ストーリーは投げっ放しではあるが正直あんまり気にもならないほどだ。なぜなら全編を通してハンディカメラの前で出演者たちがアドリブで喋っているようなのだ。台詞はかぶるわ、そもそもみんなで勝手なことを喋っている(パニっくている)だけなのでストーリーはあってないようなものなのだ。ゾンビネーターのどれだけゾンビ化した住民を撃っても気にしない性格を見習ってなにも気にしないようにしたい。
[10回]
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