ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
こんなに自由な期間って何年ぶりだろうか?という日々を過ごしている。勿論、仕事は忙しいのだけれど、今まである意味人生を手伝ってきた人々の成功例が増えたことが大きい。景気回復という理由よりもそういう苦労をしていた人たちの努力が花開いた感がある。だから今頑張っている経営者の方々ももうひと踏ん張り頑張って欲しい。ゴールは結構近いところにあるような気がする。それとは逆に悪い例としては単純に限度を超えた人助けに、まぁ、全員日本人なのだけれど「困っている事情に同情するのにも無理があると感じていた人々」とのお付き合いという名のこちらが時間もお金も使う日常からほんの少し撤退したこともある。本人たちの自覚はまったく無かったのだろうが「人助けを求めるには図々しい過ぎる日常生活」をミジンコがいつも「いいよ、いいよ」とやっていたらそれが永久に続くとラクな思い込みをしていた人たちもいないわけではない。そういう思い込みはラクなんだろうが誰かがどのくらい負担をしているのかを常に想像して言動に注意しないと「誰からも助けてもらえない人」になることだろう。
そんなわけで「The 自由」を満喫している。そりゃ夜中に雑多なデザインやら印刷やらをやる作業が減ればその分本当に好きなことができる。祖母が旅立ったときに計算したら1週間に28時間くらいの余裕ができることが分かった。その28時間をほとんど全て他の日本人を助けるために使っていたら事態が改善する人々多数。次々と羽ばたいてくれたのでこの夏あたりからこちらの負担がだいぶ減った。有難いのはそういう経営者たち全員がさりげなく祖母の墓参りをしてくれていること。首吊り寸前だったところを助けられたと自称する経営者の方などがあんまりにもしつこく祖母の墓の場所を訊いてくるので教えてしまった。その質問自体で次に彼等、彼女等がどう行動するのかは分かりきっていたけれど根負けした。そのおかげで祖父や祖母が眠る墓はとんでもなく古い墓石でちっちゃいのだが掃除だけは行き届いている。当然の流れなのかもしれないが困っていたところで少しだけ手助けしたらすぐに軌道修正できた経営者たちの全員が墓参りだとかミジンコの父のお見舞いを申し出る。そんな手数はかけたくないので丁重にお断りしているがミジンコが全てのお礼を断るので親や祖先にお礼をという発想になるらしい。随分と律儀な人たちだなぁと思いつつもなんだか日本人らしくて嫌いではない。律儀さって経営者には必要かもしれない。「損して得取れ」という言葉があるが「損して損したまんま」でも実はそれが回り回ってなにかの時に助けてもらっているような気がする。
さて、そんな自由満喫中なので学生時代からの付き合いの親友・ギターマン隊長と2週連続でお茶をした。1回目はギターマン隊長の奥様もご一緒。なんだこのイチャイチャ夫婦は!!!(怒髪天)・・・・とは思ったが猛暑厳しい折にギターマンご夫妻からイノダコーヒーという超絶旨いコーヒーを豪華な箱でいただいた経緯もあり今回ばかりは見逃すことにした次第。普段、100円ショップのアイスコーヒーを飲んでいる身としてはイノダコーヒーが旨すぎて気絶しそう。しかも今、肩がえらいことになっているので重いものが持てない事情もあり箱で送って貰えて本当に助かったっす。しかし来月フツーに軍事訓練という・・・・死ぬのか俺は!?
実はギターマン隊長と会えたのがその時が今年初めてのこと。何度も予定を詰めたことはあったのだけれどお互いの予定が合わずに何度もキャンセルとなり夏になってしまった。嫌味な言い方になるのだろうが、人生が上手くいかないだの経営が上手くいかないだの嘆いている人々って少なくとも我々よりも自分たちの時間があるのではないだろうか?ほんのちょっと友人とお茶したいと思っても仕事で呼び出される可能性を考えると人と会う約束なんて怖くてできなくなる。たまたまの流れ、偶然ばったり会ったとき以外で予定を決めて人と会うなんてことは先ずできない人生もある。上手くいかない・儲からないとか嘆く以前に「それだけ余裕がある人生」で成功を望むなんてちょっと図々しいと思うのは言い過ぎだろうか?言い過ぎだろうとも言いたくなるときがあるのが本当のところ。
2回目はギターマン隊長と東小金井のカレーの名店「サイの角」でカレーを食べたあとにウォーキング。だいぶ歩いたのでカレー分は消費したかもしれない。話しながら歩くと全然辛くない。日本ではギターマン隊長にしか話していない色々な世界の現実がある。そんな話をいつもしてしまっているのでギターマン隊長の心労も重なり申し訳ない気持ちもある。紛争地帯でヘリからラペリングしている日本人の友人って確かに珍しいとは思う。そんなギターマンさんがブログでこんな記事を。お、俺のことか!?超照れるなー!
我々、知り合った高校生のときにお互いにもう不良とか問題児とかそんなものでは例えられないくらいに学校に迷惑をかけつつも助けてもらっていた存在。お互いに卒業できたのが奇跡なんじゃないかと思えるほど。ミジンコは世界屈指の着グルミニストに。ギターマン隊長は高校時代から既にとんでもなくギターが上手かったがそれから今までずっと練習を欠かさずに世界屈指のギターリストに。そしてチャップマンスティックというメロディーラインとベースラインの両方を同時に扱う楽器(日本に200本も入ってきて無いんだとか)まで一流プレイヤーの域に。この前、世界的なミュージシャンの奥様を日本でもてなしたとか言ってたけれど、自分はそのミュージシャン様のアルバムを買っているんですががが・・・・・。長年の付き合いで困ることはギターマン隊長のギターを知っているので国内のギターが入っている(ほとんどそうだけど!w)バンドを聴くときにどうしても比較してしまうこと。比較するのも失礼な感じがするほどの違いがあるときが膨大な数に及ぶ。音楽、ことギターに関しては「美味い料理を知ってしまった後では不味い料理は食えない」という状態。
それにしてもよく二人とも高校卒業できたよなぁ(-_-;)