数少ない視聴者獲得が見込まれるキャストであった本田翼がもう出ない模様。あのトンデモ脚本であるのであっさり復活するかもしれないけれど。このドラマではキムタクよりも本田翼の方が数字を持っていると思っていたのだが・・・・・。まずい。このままでは更に視聴率が下がってしまう!
正直いって数々のトンデモSF映画を好んで観ている自分でもこのドラマはショボ過ぎて色々と辛い。もっとB級テイストを自覚した作りならば面白いと感じるかもしれないのだが、このドラマはあくまでも真剣なのだ。真剣なのだがアクションシーンもCGで描かれるハイテクな描写もそしてなによりもストーリーが酷い。それでも一人を除いて今人気の若手モデル・女優たちを揃えているところが凄かった。各事務所の総力戦という感じだ。本当に一人を除いてよくもまぁこんだけ美人を集めたと思うキャスティングだ。
キムタクが自爆するといった超展開でもない限り視聴率が上がるような展開には見えない。そういえばこのドラマの核としては柴咲コウの命が狙われており、それを守るアンドロイドというまんまターミネーター2の設定があるわけなのだがそこが全然ハラハラもドキドキもしないところがドラマが盛り上がらない点だろう。ターゲットである柴咲コウが現代には存在しないほどの能力を有する12体もの刺客アンドロイドたちに命を狙われている割にはまったくなんの対策もしていないところがどうかしている。
ターミネーターのサラ・コナーは今度は自分ではなく息子の命が狙われると察して行った人生設計がある。映画では描かれていないで会話だけで述べられている。
・ メキシコの武器弾薬を扱っている怖い家族へ息子を連れて仲間入り。武器を入手し武器の扱いを習得するため。
・ 未来のターミネーターにつながる研究施設の爆破(未遂に終わり逮捕される)
・ 精神疾患と診断され専用の施設に収容されるも中で戦うための筋力トレーニングを隠れて行う。
未来からの刺客への対処としてはこれでも不安なくらいだ。安堂ロイドに関しては恋愛ドラマ仕立てにしたい思惑とSF部分とが噛み合っておらずもうこれでもかっていうくらいにグダグダ。はっきり言って本田翼がもう出ないとなるとドラマの魅力が激減。製作陣はアホくわ!
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