ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
ミジンコが通うスポーツクラブのひとつは物凄く空いている。本当にどうやって経営しているんだろう?と思うほど昼も夜も人が少ない。
だからこそ、ミジンコのお気に入りの場所。
ミジンコは普段ず~~~~~っと大勢の人間と動くので一人で動くときが「至福のとき」。
一人でジムに行ったり、一人で本屋に行ったり、一人で定食屋に行ける時間が、本当に自分の中では大事な時間。
とにかく常に誰かと行動を供にしないといけないことが増えて、今じゃ東小金井、要は祖母の見舞いに行くときくらいしか、もはや単独行動が難しくなってきた人生に絶望中。
日本人ではそうはいないがミジンコのアメリカ人などの友人たち、常に秘書やらボディーガードやらに張りつかれていて、たまに自分のためにいる彼等にウンザリしているが、ここ数年で若干ではあるが一人になれない辛さに共感できる部分はある。
別に誠実に仕事をこなしている周囲のスタッフを煩わしいとは思わないが、とにかくトイレくらいしか一人になれないで常に話しかけられているような生活が365日18時間続くのは堪らない。
かといって訓練で森で一人で生き延びろとか言われるのもショックなのだが・・・・・。つまり、中間がいいのよ、中間が・・・・・。無いもんかなぁ、中間の人生。
話は戻って、その信じられないほど空いているスポールクラブ。ミジンコが10年くらい前に最初に会員になってから3度名前が変わっている。
要は2回買収されて施設名を変更。あそこは呪われた土地なんではないかと思ったり・・・・・。
空いているとはいえ設備はちゃんとしている。
有酸素運動のマシンがあるフロアーがなんと2フロアーもある。勿論、片方はそれほど広くはないのだがマシンは20台弱はある。
ところが・・・・・・・そこにいつもいるのはミジンコのみ・・・・・。
ネタで書いているわけでもなくて、そのフロアーではほとんどの場合、ミジンコのみがマシンを漕ぎ漕ぎしている。
他の会員たちが来ても彼等は20分も乗らないで帰ってしまうので、2時間(アホです、はい)も同じマシンを漕ぎ続けるミジンコにはそのフロアーの歴史が把握できる(-_-;)
先日、新人のスタッフが口を滑らせて、ミジンコが余りまくっているマシン群の中からいつも同じ1台を使用していることがスタッフ間の謎だったことが発覚。
しかもミジンコのカラダつきを見て「どー考えても筋トレの人なのに有酸素運動しかしない。」のが謎なんだそうな。
そう、ミジンコ、ダンベルすら持たない(-_-;)悪い?
筋トレをし過ぎるといつも本番や訓練で悪い結果になるのでもう何年も筋トレはしていない。ひたすら自重を負荷にして壁を登ったり歩くのみ。
同じマシンしか使わないのは、そのマシンの油の注し具合が良いから。それだけのこと。
そのミジンコの憩いのスポールクラブのワンフロアー、隣りにスタジオが併設されている。
そこではダンスなどのクラスがあるわけなのだが、なんでかミジンコがいるときによく流れている曲が「ゲド戦記」のあの呪いの唄みたいなやつ。
わかりますかの?「こ~ころ、ほげほげ、ほげりんちょ♪」とかいう歌詞の不気味なメロディーの唄。
あれが大音響で流れるんだ・・・・・。
こっちがヘッドフォンしてても負ける大音響で・・・・・。
あ、あの歌を聴いていると・・・・
だんだんとマシンを漕ぐ力が弱くなり・・・・
やがて手足が止まり・・・・
死にたくなる・・・・
はっ!そうか!だからあのフロアーって人がいないのかな?
おそるべしゲドの唄・・・・・(-_-)