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福島原発事故以来、ことの本筋とは関係なくとにかく「脱原発」や「原発ゼロ」や「原発の無い世界を」などを声高に訴えて目立とうとする候補者、政治家、有名であることがナンボの人々が次から次へと登場する。
ことあるごとに原発、原発、原発と・・・・・
うるせーんだよ!!!
喋っているときに「原発」というキーワードを入れないと死んでしまう病気かなにかか!?
原発がリスクがあることも原発の無い世界の方がクリーンで安全なことも百も承知だ、バカヤロウ!この日本でそれを知らない人がいるわけないじゃないか!
なんでもかんでも原発に結び付けるな!1日でいいから「原発」という言葉を聞かないで済む日はないのか!?俺は原発なんて生まれる前から反対しているが原発を即時ゼロには大反対だ、文句あるか、コノヤロウ!!!
11月の経常赤字、最大の5928億円 貿易赤字拡大で (本日の日本経済新聞より)
一部抜粋:
財務省が14日発表した2013年11月の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支が5928億円の赤字になった。赤字は2カ月連続で、比較可能な1985年以降で最大だった。燃料輸入の増加で貿易赤字の拡大が続いていることが影響した。
貿易収支で史上かつてないほどの赤字を今の日本は出している。燃料を多く輸入するということはそれすなわち全ての産業に打撃を与えるということなのだ。燃料それは全ての産業の根幹を支えるものなのだ。
火力発電所の為にこれ以上燃料を輸入して電気代も上がっていったら倒産する企業が続出する。そして解雇と就職難の嵐だ。貧乏でも人は死ぬ。リスクがあると分かっていても原発からも電気を取り景気回復を進め、そしてその間に代替エネルギー開発を促進する。そうするしかないのだから原発ゼロとかのん気なことほざいてないで経済の仕組みを勉強しろ!特に小泉、おめぇだよ、おめぇ!おまえは首相在任中にに国民に痛みに耐えろと言いっ放しのままで今もってなにもしていないのによく堂々とまたと知事選に顔を出してきたもんだな。痛みに耐えた国民がその先になんの希望も見つけられなかったというのに図々しくも今度は原発ゼロだと?国民をいたぶり続けてなにがしたいんだ、このトリガラジジィ!
都知事選なのに脱原発しか言わない細川!政権を佐川1億円献金疑惑でたったの9ヶ月で放り出した男がどの面下げて都知事選に立候補しているんだ!?しかも脱原発についてしか語っていない。出ている選挙は都知事選だ。都政について語るべきであって原発を争点にしていること自体がどうかしている。
FNN 都知事選 舛添氏が出馬表明「なんとしても東京五輪成功を」より一部抜粋:
細川氏は、都知事選への出馬を、小泉氏は、その細川氏への支持を、それぞれ表明した。
午後1時前、細川氏は「『ぜひ、小泉元首相の強力なご支援をお願いをしたい』と、こういうことを申し上げて、『(小泉元首相は)よし! 自分もやるから』と、そういうふうなお話をいただいたので。(出馬決断の最大の理由は?)それは、今の日本のさまざまな問題。特に、原発の問題などについてですね、国の存亡に関わる問題だという危機感を持っているからです。今回の原発の問題なんかは、まさにこれは、知事として非常にやりがいのある仕事だと思います」と述べた。
細川氏支持を表明した小泉氏も、「『東京が原発なしでやっていける』という姿を見せれば、必ず国を変えることができる。いわば、『原発ゼロでも日本は発展できるというグループ』と、『原発なくして日本は発展できないんだというグループ』とのね、争いだと思うんですよ」と述べた。
およそ5分の決意表明の中で、脱原発の立場を鮮明にした一方、ほかの政策には、ほとんど触れなかった細川・小泉両氏。
細川氏は、「原発以外ではどのような政策を?」との問いに、無言だった。
細川氏について、民主党の東京都連は、支援を決定した。
無言って・・・・・。
結局はなんの考えもないってことだろう。原発以外のことはなにも考えていないのだから答えられなかったということだ。都知事になって原発反対運動だとかオリンピック反対だとか、反対運動ばかりで肝心の都政についてはなんのビジョンも無いことがバレバレだ。
原発を反対していればさも環境問題を深く考えた良い人のように見えると勘違いしている馬鹿が多過ぎる。放射性物質が危険なのは誰だって分かっている。だが政治を司る立場の者は、経済が低迷しても人が死ぬということを忘れてはならない。 完璧な策がなくとも被害を少なくしつつ改善していく策というものはある。それが緩やかな脱原発とその脱原発を実現するまでの間の景気回復と代替エネルギー開発だ。一気に原発ゼロにして何年にも渡る貿易赤字で崩壊した日本経済では代替エネルギー開発に注ぐ莫大な予算の確保もままならない。細川、小泉、更に言えば山本太郎などの国政に携わるという重責がありながらも安易に稼動可能な原発すらもすぐに廃炉にしようと願っている者たちはちゃんと想像するべきだ。原発もない、代替エネルギー開発も順調に進まなかった未来をだ。それこそ日本が貧困国に陥るときだ。そんな日本には絶対にさせない!
開発途上国は軒並み新型原発の設置を実現中でまだ原発を保有していない国も経済発展には原発は欠かせないと考えている。停電のない、電力を安定供給できる社会でないと産業は発展しないからだ。安定した電力供給、そういう環境を実現している国の方が遥かに少ないのが世界の現実であり、どれだけ原発がリスクを抱えていようとも貧困から脱出したいという思いの方が強いのだろう。原発反対な自分でさえ、その思いを否定する気にはなれない。
日本は幸運なことに原発を稼動させての電力供給という環境を有しながらも経済発展に取り組み、更に代替エネルギー開発・普及促進のチャンスまで与えられている。なんでわざわざ曖昧な感情論に流されて、貴重なエネルギー源を放棄して経済活動に大打撃を与える必要があるのだろうか?大袈裟な例えに聞こえるやもしれないが、原発が停止するが仕事もなく家賃も払えない状況は本当に国民が望むことだろうか?
要は原発をキーワードにして目立とうとしている無責任で図々しい連中が福島原発事故以来、驚くほど登場しているということだ。今まで社会貢献を本当に考えて生きてきたのかすら怪しい人間がいきなり原発を無くせと叫んで目立とうとしているに過ぎない。原発ゼロ後の日本の未来についてはなんの責任も取らないいい加減な人間たちだ。「痛みに耐えて」もなにも起きないどころか格差社会が加速した。皮肉なことに小泉人気を後押ししていた人々が格差社会の加速で正社員になかなか採用されない状況に直面している。未来なんてなにも考えていない規制緩和の数々が招いた結果だ。その規制緩和を考えもなしに進めた人物が今度は原発ゼロをすぐにやれと叫んでいる。イヤな予感しかしない。