この東スポの取材での悪夢のような出来事だったが菅直人という一応は日本の首相であった人物の夫人、つまり元総理夫人がとんでもないことを言い放っている。
都知事選 菅氏参戦で元首相トリオ実現か(東スポweb)
一部抜粋:
伸子夫人は本紙直撃に菅氏の話はそっちのけで「原発問題は他の政策とは次元の違う話なんです。あれだけの地震が来て、事故が起きれば東京は逃げようがない。菅も原発事故に直面して、なんとか変えないといけないと思った。小泉さんもオンカロ(フィンランドにある放射性廃棄物の最終処分場)を見て、同じ思いになったのでしょう」と“脱原発論”を熱く語り始めた。
「福島の人たちがものすごい犠牲を払っているのに東京は鈍い。全く鈍い。
原発賛成のおうちには、放射性廃棄物を庭先に置かせてもらう法案を出したいくらい」と暴走気味の仰天政策も打ち出すほどだ。
エネルギー政策で自分の意にそぐわない人々には被曝して欲しいとこの夫人は考えているようだ。こんな人物が首相夫人であった時期がこの日本にはあったのだ。恐ろしいことだ。
自分の亭主が原発事故の際になにをして国民と国土にどれだけ甚大な被害を与えたのかを考えていないからこそのこの発言だろう。ミジンコの地元小金井(菅直人の選挙区)ではこの夫人が原発事故後も横柄な態度を繰り返している悪評は絶えない。なぜ菅直人が比例ゾンビ復活で国会議員を続けられたとはいえ小選挙区では落選したのか、その理由を菅直人夫妻は今もって理解していないようだ。原発事故について「自分のせいではない」という演説に終始した菅直人、それを諌めるわけでもなく、夫人は現状では原発維持を是とする国民は放射性物質の近くで暮らして被曝すれば良いということだ。例え話にしても度を超えた許されざる暴言だ。
長年このブログをご覧になられている皆さんにはミジンコが長年原発反対であるのに今すぐに原発をすべて廃棄することに反対であるというジレンマは十二分に伝わっていると自負している。そりゃ原発のリスクは軽減して将来的にはゼロにしたい。そうは言っても景気低迷でも人は死ぬ。倒産や解雇が余りにも長く続く世の中ではやっていけない人々がいるのだから、原発からの電気を使ってでも景気回復を急ぎ、原発からの電気も含めて代替エネルギー研究開発に取り組むべきであるということは当ブログでは100万回とは言わないが数え切れないほど述べている。
例えばの話だが、景気がこのまま低迷してもミジンコはそれほど貧しい生活を強いられることはないだろう。倒産だの破算だので死ぬようなことも無いとは言わないが低い可能性だろう。今、都知事選で細川候補を支持している有名人たちも同じく彼等の資産からしても今後の収入からしても原発即時ゼロ後の燃料輸入による貿易赤字が莫大に膨らんだ日本でも死ぬことは無い人たちだ。そういう人たちが元気よく叫ぶ日本の景気が低迷しても原発をゼロにしろっていう言葉には吐き気がする。安全なところから危険に晒される人たちに自分の思い通りに動けと叫ぶ、こんな酷いことはそうはない。なにが原発ゼロだ。結局は自分たちのことしか考えていないのだ。原発が日本から無くなったときに自分たちは大丈夫だから止めろって?ふざけるなっての!
自分には問題がないから他の人も続け~~~~って本当にぶん殴りたくなるほど傲慢な発想だ。仮にも政治家や政治家の夫人であるならば自分たちのエゴよりも国民の生活を優先するべきだろうに。
今週、日本の貿易赤字がどのくらい深刻なものであるのか記事にする所存。ちょっと時間がなかなか取れない上に病み上がりで体がギシギシ痛いのだが原発即時ゼロと言っている人々がいかに国民を殺すようなことを言っているのか数字で示したいと考えている。火力発電所用の液化天然ガスと化石燃料のコストが円高是正も相まって深刻な数字を弾き出しているのだ。その数字を見れば即時原発ゼロがいかに愚かな発言であるのか反論の余地すら無くなるはずだ。昨日も都知事選の比較表を作成してていてもう体力も気力もチョ~~~厳しいのではあるがこんなアホな夫人よりは世の中に貢献したいと考えているので後日この件について記事にする所存。ってか、新型インフルにかかってこんな元気なやついるのか!?
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