一昨日、「ターミネーター4」を観に行った。
思えば「ターミネーター3」のときは、あまりにも楽しみにしていた映画だったので一人で平日午前中の空いている時間の内に観に行ったのだった。「3」を観終わった後、その余りの酷いデキにどうやって映画館を出て仕事に戻ったか覚えていない。
「4」は大勢で観に行った。全員の仕事が終わるのに合わせるためにレイトショーを選択。劇場が思ったよりも空いていた。20名程度しか入っていないところに十数名のミジンコ一行が加わったがそれでもキャパが200席以上はあろうかというシアターだったのでガラガラ。
映画の内容については映画カテゴリーの記事で表現したい。ネタバレも書くのでまだ未見の方はご注意を。
ともかく、「3」ほどはガッカリはしなかったが、事前の「ダメそうな雰囲気」があったものの若干のショック。これは日本のマーケティングにも問題があったと思う。それも別記事にて。
翌日、つまり昨日「トランスフォーマー リベンジ」を観た。これは本当に予想通りというか、可も無く、不可も無くといった印象。
ミジンコとしては退屈な映画ではあったが、かと言ってエンターテイメントとして駄作というほど悪くもないと思う。まぁ、作っている方もそういうつもりで作っている作品なんだと思う。
毎度思うがディセプティコンという悪者の方は戦闘機や重機など強そうな乗り物をベースに変身しているのに、正義の味方の方のオートボットたちはコンパクトカーやバイクなどに変身していて体格差で圧倒的に不利。
唯一、オプティマスというリーダーがコンボイ。好きなものに変身できるのだから軍用車両に変身した方が強そうなもんだが・・・。
もう、しばらく映画を観ないでおこうと誓った。たぶん3日くらい。
映画でいちいちショックを受けていては仕事に差し支える。
と思ってた矢先に書店で「1Q84」の「bool 1(前篇)」を発見。なかなか手に入り難いと聞いていたけれど平積みで山ほどあった。恐らく入荷したばかりだった模様。
前に凄く欲しかったのだが、今週忙しいしな~・・・とか思い買わずに店を出て違う書店に赴く。書店には大抵同じ本しか置いていないとはいえ、なんでか何店か移動するときがある。並んでいる売れ筋の本を見たり、雑誌の表紙に打ちだされている押し文句を読んでナニが流行っているのか、また出版社がナニを無理矢理流行らせようとして失敗しているのかを把握したいから。
そういえば、既に「草食系」なんとかってのは減少傾向のようだ。まぁ、そりゃそうか、これだけ最新情報が簡単にネットから手に入るのに、無いものを無理に流行らせる時代ではない。
別の書店の売れ筋の本のコーナーの1位、2位がやはり「1Q84」だった。2位の「book 2」の方はあったが、「book 1」の方には「申し訳ございません。只今、入荷待ちです。」との手書きの貼り紙。
なかなか手に入らないものと再認識すると「買わないと次にいつ買えるかわからない」という心理が働き、さっき行った本屋に光の速さで戻って「book 1」を購入。
ハードカバーの本を買うときはその本屋のカバーが薄っぺらない紙なので避けていた。・・・が、今回はその薄っぺらさ故に「1Q84」のタイトルが透けて見えるのが電車の中で読むミジンコにはちょっと嬉しかったw
「俺、手に入れちゃったもんね~♪」とアピールするミジンコ。本当に周囲の人がやたらと本に視線を注いでいた。改めて凄い本だと思う。
既に何章か読んだが、いつもの村上春樹であるという印象。なので、やはり面白いし、ずっと彼の本を愛読している層にとっては安全圏な作品だと感じた。
ところで、以前にたまたま遅い出社の日があって朝の「特ダネ!」って情報番組を視聴していたら、「1Q84」の解説をパネル付きでメガネをかけたアナウンサーがやっていた。
彼が言うには彼の判断で「ここまでは放送しても大丈夫」とのことだったが全然大丈夫では無かった。彼のせいで第1章部分をミジンコは全く違う読み方になってしまった。つまりネタバレをされてしまったので第1章の印象が知らないで読んだ読者とは全く違うものになった感がある。これは村上春樹も読者には望んでいない結果だったと思う。
いくら視聴率を稼ぎたいからといって「特ダネ!」はあんまりだ。
もう既に「1Q84」は他の村上作品と同じようにミジンコは楽しめそうな気配。ただ村上春樹は寡作なのですぐには読みたくなかったというのが本当のところ。今読んでしまうと、次の作品までまた何年か待たないとならない。それがイヤだった。
でも読んじゃおっと。
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