検査の結果、ミジンコは血液が貧相(ミジ妻談)なのだそうな。いわゆるコレステロール値が低くなり過ぎているので要医師に相談という結果となった。ミジンコの年齢あたりだと逆にコレステロール値が高いので医師に注意されるというケースの方が多いと思うのだが、ミジンコの場合はこの1年あまりで色々とあり本当に過労と食事への無関心さに拍車がかかり、周囲から小さくなった小さくなったと言われ続けている。
理由は単純なことで、アメリカにいるときに余りにも簡単に手に入る食べ物が不健康そうなものばかりなのでずーっとハンバーガーやポテトやピザなどは見るだけで周囲にあげちゃってなにも食べないか、メニューにシーザーサラダがあるところではそれだけ食べるを繰り返していたのだ。つまり日本にいるときはちゃんと食べていたが、アメリカ生活ではプチ断食ともいえる1日半くらい飲み物ばかりということを繰り返していた結果。本当にアメリカでは食べたくなるようなものが少なくて、安易になにか注文すると油ギットギトだったり、ドバーッとチーズとケチャップ(←糖分たっぷり!)がかかっているので油断ならない。アメリカにいながら太っていない人たちは食事制限をしているというか、普通に3食、アメリカの平均的なプレートを食べていたら絶対に肥満になる、そういう社会になってしまっているのだ。ミジンコが学生の時でも凄い肥満の人はいたが、今はその割合が何倍(いや感覚的には十数倍か・・・?)に増えており、社会問題となっている。太っている人たちが(アメリカでの)普通の食生活であり、スリムな人たちが非常に節制した食生活を心掛けているのだ。日本のように普通の食生活ながらそれほど太ることもないという社会とは大違いだ。そもそも日本では太っている人がとても珍しい。
ちなみにアメリカではチートス3kgの袋が売れている。幼稚園児よりもデカい袋だ。そんな袋が売れる社会なのだ。他の食べ物も大抵デカい。飲み物もノンカロリーでもないのに巨大だ。だから食事を拒否して水とバナナで暮らしていたら血液検査で引っ掛かった。コンピューターの0か1かじゃあるまいし、「食べる」か「食べない」かになってしまうアメリカ社会オソロシス。実際はそこまで大袈裟ではないのだけれど、朝から晩まで仕事でほとんどホテル住まいなので家事もしない(できない)身だと、どうしてもそうなってしまうのだ。軽く頼んだつもりのサンドイッチが見た目のカロリー判断で2,000kcal超えているんだからそうなっちゃうってば!(涙)
一応、家族からはその検査結果を心配はされている。そんな中、先日、出前でラーメンを頼んだときに皆がチャーシューメンを頼む中、メンマラーメンと言ったら一斉に「は!?」と怒られた。メンマ好きなのでそうしたのだが「肉を食べろ!」と強制的にチャーシューメンに変更となった。アメリカでのそんな食生活が響いて、日本でも小食になり、あの南国チャーハンも数ヶ月は食べていない。富士ランチのとりから定食も最後に食べたのはわらびと昨年末に行ったとき以来だ。完食できないと思うので申し訳なくて注文できないからだ。決して嫌いになったわけではなくて長年お世話になっているお店で残すことを避けたいのだ。ってか、この2店に関しては量が良心的過ぎてすこぶる元気な男子学生でも完食するのは簡単じゃない気がするのだが・・・・。
ともかくコレステロール値が少ないのも決して良いことではないらしく、確かになんだか検査結果を聴いてから具合が悪くなった気がする・・・・って病は気からを実践ちゅうじゃないか自分!肉を食おう、肉を。
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