安倍総理と産経新聞ソウル支局長のお面をつけた人物に土下座をさせ足蹴にしている。想像を絶する民度の低さだ。そもそも安倍総理も加藤ソウル支局長も土下座をするべきことをしていないし、蹴り飛ばされるいわれもない。気に食わないから土下座させて蹴る、こんなことを大の大人たちが真顔でやっているのだ。韓国には恐るべき社会がある。こんなものは法治国家ですらなく、敵と見なしたら事実確認も法廷での検証もなく、とにかく力でねじ伏せて土下座をさせ、その上で暴力を振るうというまるで蛮族の世界だ。
国境なき記者団は産経新聞ソウル支局長の出国禁止延長について「唖然とした」との声明を発表している。報道の自由どころか人権すらも守られていないのだから、そりゃ国境なき記者団も呆れたことだろう。加藤支局長には気の毒な状況ではあるが、支局長が韓国政府によって拘束され、酷い裁判にかけられるという状況が韓国の実態を世界に知らしめている。大統領の気に障る報道、とはいっても現地報道の引用ではあるが、ともかく気にくわない海外の報道機関には理不尽な起訴を実行に移すという信じがたい暴挙を韓国では大統領が率先して行っているのだ。
こんな国への日本人観光客が減ることは当然の帰結だ。現地でなにをされるのか分かったものじゃない上に司法さえまともに機能していない。いやもっと言えば、大統領府も検察も警察も現代の国家の最低限の倫理観さえ備えていないのだ。正直いってまだ政府が外国人に慎重な対応をする紛争地帯の方が道理が通じる。
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