松島法相のうちわ問題をめぐって、15日も野党からの厳しい追及が続いた。
民主党の柚木道義議員は、15日午前の衆院・法務委員会で、「法務大臣になっているのに、うちわを配布すると、公職選挙法違反の疑いがある。そういうことはご存じなかったのですか」とただすと、松島法相は「(うちわが)財産上の価値があるものとは考えておらず、公職選挙法で寄付が禁止されている物品に該当するとは考えておりません」と述べた。
すると、柚木議員は「価値がないとおっしゃいましたが、わたしも見て驚きました。ネットオークション、最新のもの、5,250円で落札されています。大臣、これで無価値なんですか」と述べた。
松島法相は、自身のトレードマークの赤ではなく、白い服で答弁に立った。
松島法相が選挙区でうちわを配布した問題で、民主党は15日、午前の衆議院法務委員会で、公職選挙法違反の疑いがあるなどとして、重ねて追及した。
また、15日の内閣委員会では、菅官房長官が「くれぐれも誤解を招くことがないよう、留意して発言するように」と、松島法相に注意したことを明らかにしたが、今後も野党の追及は収まりそうにない。
ソース元:
FNN
いつまでこんなことを国会でやっているのか?国会議員が暇を持て余して国会をお遊び場にしている。
元々、おかしな法相の誕生だった。これも安倍総理がなんとしてでも女性閣僚を増やして支持率UPを狙った弊害だ。アベノミクスが暗礁に乗り上げた最大の理由は消費税増税。つまり安倍総理の決断が間違っていた。そのことを煙に巻くために安倍政権が前面に押し出したのが女性優遇社会政策。能力以前に女性だからという理由で閣僚にも企業や官庁の管理職になりやすくなる社会を作ることだ。能力だからではなく性別で管理職を増やしたところで日本経済は回復しない。それが能力とは別のところで多大な恩恵を受けてきた安倍総理をはじめとする政権の中枢にいる者たちは、まさに言葉どおりの実感として分かっていないし、分かろうともしていない。
実のところ、松島法相に関してはうちわの件よりも初登庁時の酷いエピソードの方が気にかかっており、ずっと裏を取りたいと探っていたのだがなかなか本当のところが掴めない。おそらく検索すれば山ほど、その初登庁時の件は出てくるのだろうがそれは信憑性に欠ける。その場にいた者の証言が欲しいところだ。そんなことを探っている内にワイドショーネタではあるがこの国会でのうちわ論争という学芸会の始まりだ。
うちわはうちわだ。ゴタゴタくだらない言い訳に終始していないで松島法相は法務大臣として違法行為の引責は当然のことだ。直ちに法務大臣を辞任するべきだ。この件でも安倍総理の対応は甘い。政権に傷をつけたくない余りに違法行為をした法務大臣をそのままにしている。民主党の肩を持つのは不本意ではあるが、うちわは百歩譲ってもノベルティーに該当する。ノベルティー・グッズを数千個は作った当ブログの管理人が言うのであれば説得力もあろう。うちわは無価値ではなくノベルティー・グッズだ。まったく無価値とは到底認められない。民主党議員たちの国会での追及があまりにも幼稚なので問題がまるで茶番劇と化しているが、国会議員が選挙区で賄賂にあたるものを配布したのだ。これには情状酌量の余地は無い。
国会議員たちがやるべきことは責任ある社会人としてならば至極単純なことだ。賄賂を配った議員は議員辞職をして、もし国政に復帰したい場合は次の選挙で民意を問えば良い。馬鹿みたいに延々と国会の貴重な時間を潰している議員たちは本来取り組むべき国政に注力するべきだ。うちわ議論なんていい加減にすることだ。こんな馬鹿な国会を恥じろ!
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