政治団体・未来産業研究会や恵友会の政治資金報告書に記載されている2010~2012年に小渕優子議員が政治資金を使用した飲食店の極々一部を下に列記したい。全てを列記するには大変過ぎると感じたほど数が多い。飲食店だけでもそんな状況だ。他の実姉がデザイナーであり義理の兄が経営者である南青山のブティック(場所だけ聞けばそれがいかに高級店かお分かりいただけるだろう)、銀座で購入した41,580円の高級玩具、ホテルオークラ内の葉巻・煙草用品店(ホテル名からして中にある店舗がいかに高級志向か想像に難くないことだろう)などなど、政治活動とは到底結びつかない買い物の数々までカウントしていくとキリがないほどだ。つまり、このふざけた議員は日常の買い物、しかもいわゆるセレブ的な買い物を延々と政治活動費から頂戴していたというわけだ。
小渕優子前経済産業相が政治資金を使用した飲食店(ごく一部):
2010年1月22日 てんぷら 天良 ¥43,500
カウンターのみのお店なので政治活動の一環としての会合などに使われたとは思えない。団体客など先ずおらず、ほとんどが2名のカップルの客。赤坂・山王交差点という立地から百歩譲って政治家と会談でもしていたのか?と思いたいが、密談ができるような店舗ではない。ちなみに小渕議員は元TBS社員であり、同期であったTBS社員と結婚。TBS本社は赤坂。あってはならないことだが、単に亭主との飲み食いのお金を政治活動費から支払ったというのであれば言語道断である。
2010年6月8日 やげんぼり 赤坂店 ¥38,110
赤坂の料亭。政治家の常連多数。ここは政治家同士の会合か?と思わなくもない。ただし、支払額が余りにも少ないことが逆に怪しい。客単価としてどんなに低くても1万円は下らない店だ。実際はもっとかかる。おそらくこの会計額だと2名ほどだろう。小渕優子議員よりもキャリアの浅い議員や財界人(いたのか、そんな人!?)との飲食費ならば小渕優子議員が支払ったことも頷けるのだが4年以上前の小渕議員のポジションを考えるに小渕優子議員に支払わせるような立場の者との会談だって!?う~ん、なんとも違和感が拭えない。単に誰かと二人で飲み食いしただけでは?
2010年10月7日 玉木 ¥53,400
高級フレンチのお店。広尾で営業していたときに訪れた模様。同店は現在は銀座に移転している。この店も決して安くはない。素晴らしい料理をそれに見合った価格で提供している名店だ。勿論、注文するものにもよるがワインを頼んで客単価として2万円を下るような店ではない。つまり、小渕議員はこの店へも2名で訪れている可能性が高い。本当に政治活動か!?
2010年11月4日 叙々苑 六本木店 ¥96,200
上記の飲食店と比べるとそこまで高額な店という印象は無いが提供している品が「焼肉」なので会計はどうしても高くなる。さて、皆さんは焼肉屋で重要な会談を行うだろうか?それでおのずと答えが出ている。
2011年7月26日 人形町 今半 ¥59,574
いわずと知れたすき焼きの老舗本店。会計からしておそらく4名前後だろう。すき焼きを食べながら仕事(政治活動)とは豪勢なことですなぁ~。勿論、イヤミだ、コノヤロウ!
2011年8月23日 キョウヤ クチーナ イタリアーノ ¥80,735
現在は代々木に移転してハードルが低くなったが小渕議員が訪れた頃、つまり溜池山王にあったときは客単価は上記の店舗に匹敵するほど高かった。溜池山王時代は、京野菜を取り入れたイタリアンでランチタイムはオープンから数分で満席、行列になるほどの大人気店だったと記憶している。夜も常に賑わっていた。そういうお店で政治的会合?有り得ないだろう。
2012年8月28日 叙々苑 游玄亭 赤坂 ¥150,250
小渕議員、政治活動費で食べた焼肉は美味しかったですか?報告書には他にも叙々苑の記載あり。焼肉大好きな小渕議員だ。
2012年10月5日 中国飯店 琥珀宮 ¥100,600
丸の内の高級中華料理店。会計額からしてディナーで4名程度か。こういう店の会計を経費にできるその神経がうらやま・・・・けしからん!接待ならばまだしも、ただの政治活動で琥珀宮に行くかぁ?(疑いの眼差し)
2012年10月31日 聘珍樓(ヘイチンロウ) ¥21,820
皆さんご存知、中華の老舗中の老舗。会計額からして飲茶ランチ4名様+ドリンクといったところか。昼からお一人様5,000円超のお食事でどんな政治活動をしたんだろうか?(遠い目)
小渕議員、高いものを食うなとは言わないが、支払いは自分の財布からな!政治資金の一部は政党助成金(税金)だ。むしろ国会議員たる者、政党助成金を余らせて国庫に返納することが増税に苦しんでいる国民への礼儀というものだ。国庫(税金)は議員の財布じゃない。
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