今月、初音ミクがアメリカの有名司会者デビッド・レターマンの番組に出演した。この番組はミジンコの英語の先生だった。毎晩、深夜にこの番組にチャンネルを合わせ、早口で喋るレターマンやハリウッドスターや有名ミュージシャンたちの全ての表現を聞き取り、分からなかった表現を紙ナプキンにメモ、その分からなかったこと全てを調べて分かるようになるまでは延々とテーブルに置かれたメモ紙ナプキンを置いておくことを自分のルールとしていた。
紙ナプキンは米国での生活では買い物でも学食でも大量に手に入ったのでノートよりも安上がりだった。調べることを怠り紙ナプキンが数多く重なるようならばそのテーブルで食事をするときなどに自己嫌悪に陥るという仕組み。絶対に覚えるという断固たる決意が必要だと考え、覚えたら紙ナプキンでテープルを拭いて捨ててしまうということもルール。あちらでの学生生活では後でノートを見ようなんて甘っちょろいやり方ではついていけなかった。
そういうわけでこの番組には相当な思い入れがあるミジンコ。そんな番組に日本発の初音ミクが出演するとはこちらの気分までアガる。
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