世界は2012年に滅ぶらしい。そう言って映画をヒットさせたかったり、本を売りたかったりする詐欺師が増えている。
1999年の次は2012年とのこと。まったく次から次へと、地球が滅亡するって騒いで人々が恐怖したほうがお金儲けになる連中は後を絶たない。
11年周期で活発化する太陽のフレアが次に大きくなるのが2012年とか、その影響で大量の太陽からのお肌によろしくなかったり、電子機器によろしくない電磁波が降り注ぐんだとさ。
しかも地球の周囲を覆う磁気バリアーに地球4個分くらいの穴があるとかなんとか。これはどうも本当のことらしい。
途中にある宇宙線も地球の大気もなんのその、太陽から地球にやさしくない光線がやってくるということか。
困ったことにこういう恐怖を煽る人々の100%がサイエンティストではない。ただのオッサンが多い。オッサンたち、せめて予想値くらいは出せばいいのに完全に文系トーク。検証データは一切なし。
しかも、1999年に地球が滅ぶと言っていたオッサンたちと同じ場合さえある。2012年が過ぎた後はまた次の「予言の年」を言いだすに決まっている。彼等は生活がかかっているから必死。
それにしたって1999年が経過して10年、こういう予言に便乗してビジネス展開する連中もそれを信じちゃっう人々も懲りないなぁと。
ところでなんで1999年って地球が滅ぶって言われてたんだっけ?えっと、なんだっけあのオッサン・・・ノストラなんとか・・・まぁ、いっか。
1999年、2012年と人類滅亡説がハズレた人たちが2013年以降に性懲りもなく次の予言を広め始めたらシッペ(ミジンコ版)くらいはされても文句言えないと思うなぁ。
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