日本では滅多にお目にかからない道路上でのドライバー同士の喧嘩。
そりゃ人生で何度かは遭遇するかもしれないが、ほとんどの場合はせいぜいクラクションを鳴らす程度で収まる
誰だって運転をしていれば「ハッ!」とする瞬間は経験することだろう。相手のつたない運転によってこちらが危険な目に遭うなんてことなんてのも全くないわけじゃない。
それでもなかなか殴り合いの喧嘩に発展なんてあるもんじゃない。そういえばミジンコ、相手ドライバーに文句どころかクラクションを鳴らすことも無い。相手を焦らせたら大事故につながるかもしれないと考えてのことで、自分が危ない目に遭わせられて別に怒っていないわけではないが、これだけ運転をしている人生、さすがになにが道路上での最善策かくらいは解っている。5メートルでも道路に出たら無駄に怒らないこと、これに尽きる。
さて、こんな事件↓があった。
路上のケンカで大学生を刺した“平和愛好家”の正体 (ZAKZAK)
リンク先の記事を一部抜粋:
大阪府箕面市で13日夜、男子大学生の腹をナイフで刺して重傷を負わせたとして、殺人未遂の疑いで自称会社役員の中井多賀宏(たかひろ)容疑者(36)=同市桜ヶ丘=が逮捕された。ネット上では憲法9条推進派として有名で、戦争反対の立場から地元市議会で市の「無防備地区」宣言などを定めた条例案の成立を求めたことも。だが、事件で“平和愛好家”のメッキははがれてしまった。
府警箕面署によると、中井容疑者は13日午後7時5分ごろ、同市箕面の路上で、持っていた折りたたみナイフ(刃渡り約10センチ)で男子大学生の腹を数回刺して、重傷を負わせた疑い。軽乗用車を運転中に、大学生の乗用車とぶつかりそうになり口論になったのがきっかけ。刺した後に逃走したが、通行人が車のナンバーを覚えていて、自宅で御用となった。中井容疑者は「口論は覚えているが、頭が真っ白になり、刺したのは覚えていない」と供述している。
ブログなどによると、中井容疑者は関西学院大法学部を卒業、同大学院中退。『最新憲法がよ~くわかる本』(秀和システム)などの著作もあり、憲法に関する講師も務める。作家・大江健三郎氏らが主宰する「九条の会」に呼応した「みのお9条の会」の呼びかけ人でもある。
中井容疑者は「口論は覚えているが、頭が真っ白になり、
刺したのは覚えていない」とのこと。
こんな危険なヤツが今まで外に出歩いていたのか・・・。日本も防弾・防刃チョッキが外出時の必須アイテムになる時代に突入。
で、9条ってどんな内容だったっけか?
この9条のエキスパートとも言える中井容疑者に倣えば、人を傷つけるためにしか用途が無い武器「折りたたみナイフ」を常に携帯し、いざ喧嘩になった際には相手を容赦なく刺すということか?
実はミジンコ、ナイフによって負わされた傷がカラダの数ヶ所にある。一番酷いときは意識はハッキリしていたが出血1リットル超えのウルトラマンでいえばカラータイマーが鳴っている状態のときもあった。出血の限界近かったが薬品などを輸送している自分が現地で血液を使うのはどうにも受け入れ難く我慢したら翌日フツーに貧血にすらならなかった。漫画のような話だが本当の話。あの時は「カリオストロの城」のルパン3世に感謝した。人間、血が大量に減っても食べて眠ればなんとかなるって本当だった。
ナイフで斬られると痛い。ちょーーーー痛い。ナイフを使う訓練も散々受けているが人に使おうとは一生思わないだろう。
ナイフで刺されたり斬られたりすることは本当に痛いのだ。人が人にできることとは到底思えないほどの残酷さ。
焼けるような感覚とともに頭痛まで伴う痛み、血が止まらない恐怖。そういうことを人に躊躇なく行えるヤツってのは心の面でも身体的な面でも「人の痛みがわからない」ってことなんだと思う。
例え護身用といえどもナイフで人を刺すことを前提にナイフを携帯する神経ってのが恐ろしい。
さて、この中井容疑者、無防備都市宣言についても賛同している模様。
無防備都市・・・ミジンコが大嫌いな発想だ。
中井容疑者はこう述べている。
『「無防備地区」の宣言などが盛り込まれた条例案は否決されたが、「9条を普及していく感覚でこの条例も普及していく。そうしたらみんな国がこの条例であふれて、
うちはけんかしないよ、ということが広がっていく」と発言していた。』
おいおい、おまえが喧嘩どころか人を刺しているじゃねーかよ。
[2回]
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