「トロン(Tron)」って映画を今の若い世代はご存知だろうか?
20年以上前の伝説的映画が「トロン」。
なんという表現を使えば良いか判断に迷うほど革命的な映画だった。
正直、子供ながらに、今や陳腐なキャッチコピー化した「映像革命」ってやつのホンモノを実感したのが「トロン」を観たとき。
全編CGで作られた作品を食い入るように観た人々は世界で数億人はいたんじゃないかと。いや、ほんと大袈裟ではなく、これだけインパクトのあった映画は映画史でもそうは無い。
そして「トロン」があったからこそ今のコンピューターの発達があったと言いたい。日本でガンダム世代が今本当に2足歩行ロボットの開発に情熱を燃やしているのと同様に、今のコンピューター産業の礎を築いた人々の多くが「トロン」に触発された部分はあったと思う。
ビデオゲームの世界と現実世界が融合した世界というのを人々が考え始めたきっかけが「トロン」だった。今でいうバーチャルリアリティーなんてのも「トロン」が道標になったように思う。
というわけで今もってトロン信者は世界中にたくさんいる。ミジンコも「トロン」に触発されたクチ。小学校6年生の後半にサッカーを辞めてPC-8001を親に買ってもらったのが思い出深い。当時、中古でも20万はしたPC-8001のフルセット+データレコーダーを買ってもらった自分は贅沢過ぎたとは今でも思うが、そこからベーマガを読んで「トロン」の元となったゲームがどうやって作られているかくらいは理解できた。
サッカー少年からいきなりコンピューターギークになった自分もどうかと思うが、今本当にそういう経験が役に立っているとは思う。
そんなミジンコにとっては感慨深い映画「トロン」がディズニーによって再び映画化される模様。とは言ってもまだ映像すらも実験段階らしい。前々からそういう噂はあったのだが、今回、試験的に映像の一部をディズニーが公開した。
ブログへの埋め込みは禁止になっているのでリンク↑を。公開3日目で既にコメントが1,000を超えている。そのほとんどが往年のオリジナルからのファンらしい。
要はおっちゃんたち狂喜乱舞w
おもしろいのはシリコンバレーはこの話題で大盛り上がり。今の旬な話題は「あれ(YouTubeの動画)観たか?」なのだ。
そりゃそうか、今のシリコンバレーを支える重鎮たちはみんなトロンの大ファンなのだから。
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