ガーン!ちょっとだけだけどショック。
ここの十数年、吉本ばななの本は読んでいなかったが、ミジンコが学生時代には結構愛読していたのが吉本ばなな作品。
男の読者がどこまでいたのかは定かではないがニューヨーク暮らしで日本人に飢えていた身には吉本ばななが描く日本人たちが愛くるしくて大好きだった。
特に吉本ばななに感謝したいのは、「キッチン」「満月」で描かれたオカマの登場人物のこと。彼女は本当にミジンコが大好きなキャラクターで、その一言、一言がとても興味深かった。ああ、深い人間ってのはこういう人なんだなって。
本の登場人物が不幸な目に遭って怒り狂ったのはこれが初めてかもしれない。そのくらいカッコイイ女性だった。
その後、ニューヨーク暮らしということもあってか、ゲイ&オカマの友人は沢山できた。友達になって1年間相手がゲイだって気がつかなかったこともある鈍感なミジンコではあったが、ともかくゲイに対する偏見が無い理由のひとつが「キッチン」&「満月」を読んだことだと思う。
性別云々で人を判断することほどアホらしいことはないと早めに教わって良かった。
ところがどっこいしょー!(ちょっと涙目)
まぁ、詳しくは↑こちらを。
う~ん、吉本ばななの全文を読んでも、彼女の歪んだ常識しか見えてこない。そもそもコラムだとこんなに文章がヘタクソだったとは意外だ。
「もしも店長がもうちょっと頭がよかったら、私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ。」(吉本ばなな)
こりゃ酷い・・・。
俺、こーゆーこと言うヤツが大嫌いなんだよね(-_-)
人脈を持っているってどの程度の人脈なんだろか?(苦笑)
ミジンコ自身はなにかしの持ち込み(大抵はワインかお菓子、あとは調理してもらいたい食材など)は結構するんだけれど、それは馴染みの店なんだよなぁ。
こう言ってはなんだけれど、店とのギブ&テイクというか、そういうものはあるとは思っている。普段、常連であって、友人・知人に店を紹介していると、まぁ、ミジンコの場合は店を陰ながらサポートしている場合も多々あって、そういう店に「今日、持ち込みいいかな?」と訊いたところで断られたことなんて1回もない。
ほんと、こういう事ははギブ&テイクなんだと思う。持ち込みを断られたことがないのでよくは解らないけれど、店が常連になにかしらのノー!を出したときにはミジンコはあっさり引き下がるとは思う。
そういうことが起きたときには、流石に拒絶された自分が恥ずかしいので、その店にはもう行かないだろうけれど、その結果すらも店の決断だと思う。
いや~、こんなアフォなオバハンが書いている本は家には置いておけん。作品に罪は無いとはいえ、ミジンコがトヨタ社には乗らないとか、ロッテのお菓子は買わないと同じような感覚。
これがフィッツジェラルドが性格が悪かろうが、サリンジャーが性格破綻していようが作品の質の高さが、ミジンコのイヤイヤムードを打ち負かすってなところなんだろうが、吉本ばなな程度なんで。←これは敢えてこう表現している。なぜなら吉本ばななはこういう自分の方が地位が上(当社比)と認定した相手を明らかに見下しているのだから。
飲み会参加者たちが
「仕事のうえでかなりの人脈を持っている」だとさ。笑わせる。
その人脈とやらを駆使すれば、都内の高級店でもワインどころかなんでも持ち込み可能だろうに。
[4回]
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