「手を出したらまずい」無抵抗のテレンス・リー重傷(Sponichi Annex)
一部抜粋:
リーは英国で傭兵としてスカウトされ、中米の麻薬カルテルの壊滅工作に加わったなどと自称。剛柔流空手、柔道など計7段の有段者でマッチョ体形。「自分が暴れると人間凶器になって相手にケガをさせてしまう」と、一方的に暴行され続けたと話しているという。通りかかった40代の男性が近くの交番に通報し、駆け付けた同署員が稲葉容疑者を取り押さえた。
まぁ傭兵って言ってもピンからキリまでですからなぁ。捨て駒みたいに使われる戦闘能力は買われているわけではない傭兵もいれば、元デルタなんていう超人級の傭兵もいるわけで・・・・・。
たださ、相手を無力化できない防衛術ってのはどうかと思う。相手を傷つけてはいけないと考えたからといって抵抗をしないでサンドバッグ状態になることは危機管理能力とはほど遠い。
まぁ、このリーさんという元傭兵と称する日本人の日々の言動を見るに、ずっと無視するべきか、素人臭いのに延々と傭兵を語るんじゃねぇ!とツッコミたい気持ちがいつも混在していた。ただブログで語るほどの傭兵さんにも思えずスルーしていたが、この事件を契機にちょっとだけ語りたい。彼がメディアで現実とはほど遠い傭兵のイメージを広げて、傭兵がこの世に存在することがまるでスリリングでカッコ良いことのように捉えられることが日本で広まることは受け入れ難い。そういう口が達者な傭兵はしょせんこんなものなのだと証明するような今回の事件は怪我をされたリーさんには気の毒な部分もあるが現実が伝わったことには意味があったと思う。
ミジンコもミジンコの仲間も普段平和な社会にいるときはあまりどういうことを現地でしているかは語らないんですなぁ。まぁ、笑い話にできる部分だけを切り取って話す程度。訓練中の事故などについても語るとめまいがするほど辛いので語れないというのが本当のところ。ミジンコはいつも現地でのことは「死ぬかと思った」で済ませている。
傭兵なんてロクなもんじゃない。でも傭兵、まぁ、ミジンコの場合は民間の警備(軍事)会社だけれど、その力無くしては遂げられないことが現実として存在するので金銭で助けを求めて彼等の命を買うといったところ。
本当は傭兵がいない世の中が一番。
傭兵自慢なんてできるヤツって本当の戦闘地域に行ったことがないんじゃないかと睨んでいる。
[9回]
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