今年、既に入っている予定だけざっと確認しても地球何周分か移動することに・・・・・。
こ、こ、今年こそゆっくり過ごすはずが・・・・・。このガッカリ感はなかなか伝えられるものではない。正直言って2000年頃に2010年もこんなにスケジュールびっしりで働いているとは思っていなかった。バカンスに行ってみたい。
以上、今年の嘆き。なに言ったって休みが取れないのことには変わりがない。けっ!
このブログは実際にミジンコと面識がある若い世代の研究者たちや医師たちが毎日とはいかないまでも週一や月一で一気に見るってケースが結構あるらしい。中には翻訳ツール使って読んでいるって海外の人たちもいて、その翻訳結果が非常に不安だ(-_-;)
とかくネガティブな事象を取り上げることが多いこのブログだけれど、そんな中にもミジンコはまだ全然諦めていないってことが伝わると嬉しい。
別にパフォーマンスで言うわけでもなくて、世界の未来はそれほど暗くはないと思っている。
COP15は大失敗に終わり、中国がほくそ笑む結果とはなったが、温室効果ガスというものが本当にあるのか、はたまたCO2はその温室効果ガスと断定できるのか、つまるところ地球温暖化ってものが本当に起きているのか、そんな根本的な謎が解明されていない中で各国の環境的にではなく政治的なゴリ押し会議がどういう結果に終わろうと、特段、技術革新がストップするわけではないのだ。
言うなれば政治で科学は止められない。もっと具体的に言えば、天才たちのひらめきは止めようがない。
米国で投資家たちの尊敬を集めるバイオテクノロジーへの投資を何度も成功させている方と知り合う機会を得たのが10年ほど前。今では年に数回は食事をご一緒させていただく関係になった。
親しくなってからは何度かアドバイスをいただいたことがある。氏にハイテク投資に必要な勘みたいなものはあるのか否かを尋ねたことがある。ミジンコ自身はいつもデータと市場の様子を窺っての投資でしかなく、勘のようなものでいわゆるピンとくるなんて経験が一度も無かったものだから好奇心で訊いてみた。氏曰く「ナイナイ!勘では投資をしないよ。投資にはガッツが必要。」とのこと。つまり、何度失敗しても投資し続けた結果として成功があったという意味。投資にテクニックが必要とか言っている微妙な実績の投資家たちに聞かせたい言葉だ。
政治がどうなろうが各国の思惑がどうなろうが「圧倒的に便利なもの」、「圧倒的に安価なもの」、それでいて「環境を破壊しないもの」を成功するまで作り続けたら、COP15の会場周辺でデモ行進していた本当かどうか解らないが「地球がこのままでは破滅してしまう!」というプラカードに書かれていた心配事も解決することだろう。
このままだと地球が本当におしまいなのかどうかは解らないけれど、太陽光や風力による代替エネルギーが普及するのはさすがに解る。温室効果ガスというものが本当にあったとして、その問題を解決できないほど今の人類は愚かでもない。
昨年も散々研究者たちと議論を重ねたが、そんなに未来は悲観的でもないってことはもう解った。心配なのは不景気くらいなもの。不景気になると投資に向かうお金が目減りするので研究が遅れる。とは言ってもこれも日本は別にしても世界経済はそれほど悲観したものではない。
技術を作り出すのは研究者たちだけれど、結局のところ世界中の人たちの経済活動がベースとなって研究開発費は生み出されている。要は研究開発は景気が良いと加速する。
ミジンコが預かっているハイテク投資へのファンドの資金だって、そのほとんどは機関投資家からによるもので、それ即ち景気が良いと増えて、景気が悪いと減るものなのだ。
ミジンコは世の中が豊かになると更に技術も進むという仕組みに惹かれているからこそ今の立場にいる。消費者はいちいち気にはしないだろうが、何気ない消費、例えばプロバイダーと契約してネットを始めて、そのネットで通販でなにかを購入する、そんな行為だけでも巡り巡って実は技術革新に貢献している。
2010年も忙しくなりそう。2020年にはもう少しゆっくりとした生き方ができるだろうか。ヘリから落ちているだろうか。着グルミで走れるだろうか。
技術は革新するよ~、ど~こま~で~も~♪
[4回]
PR