菅直人副総理・財務相が26日の参院予算委員会で答弁に詰まり、審議を中断して官僚の助言を仰ぐ場面があった。「脱官僚依存」の先頭に立つ菅氏だが、疎いとされる経済政策の難しさを痛感させられた格好だ。
「官依存」は自民党の林芳正前経済財政担当相との質疑で起きた。菅氏は「1兆円の予算で1兆円の効果しかないやり方をやってきた」と述べ、自民党政権の投資は経済波及効果が低かったと批判した。
すると林氏は「乗数効果のことを言っているのか」と反論。鳩山政権の目玉である子ども手当の乗数効果をただしたところ、菅氏は子ども手当の支給額のうち消費に回る割合を示す「消費性向」について「おおむね0・7程度と想定している」と答えてしまった。
林氏は首をかしげながら「消費性向と乗数効果の違いを説明してほしい」と追及すると、菅氏はついに困窮、審議は計4回ストップした。集まった大串博史財務政務官や官僚の助言を受けて「乗数効果の詳細な計算はしていないが、子ども手当の効果はある」と強弁したが、林氏は「役所の人が紙を持ってきてあわてて答えることがないように」とあきれ顔だった。
ソース元:
Yahoo!ニュース 産経新聞
予想通りではあるけれども、かといって予想が当たったからといって全く嬉しい気分になれない。なにしろ事態は深刻なのだ。日本の財務大臣が経済に関してド素人どころか大馬鹿なのである。
菅直人は以前に「霞が関の官僚なんて大馬鹿だ」と発言して物議を醸していたが結局は自分がこんなもんなのである。
2ch有志によるキャプ画像: 官僚のレクチャー受ける菅直人氏
菅直人の言うところの「大馬鹿」である官僚たちから答弁するための知恵を授かっているわけだから、菅直人は特大馬鹿ってことになる。
もう聞いてて苦笑どころか、むしろ不安になるほど菅直人の答弁は、財務大臣の答弁として日本史上最低だった。いきなり藤井前財務相超えのしどろもどろ状態。質問されたことについての基礎的な知識が無いものだから、その質問に答えている最中に言葉に詰まってしまうことが何度となく続き議会に漂う白けムード。今の日本は景気対策について議論するときに初心者にレクチャーしている場合じゃないんだが・・・・・。
自民党は菅直人が財務大臣に就任した当初から議会で経済に精通した議員たちをぶつけてコテンパンにする算段だった模様。その作戦は大成功なのかもしれないが、今日の国会は余りにも財務大臣のダメさ加減が露呈するのもどうかと思うほどだった。自民党は鬼のクビを獲ったかのごとく振る舞うだろうが、これでは日本市場にも良いことではない。
いや、菅直人をいじめるなって言っているわけじゃないんだけれど・・・・・どーすりゃいいんだ、こりゃ!(パニック!)
菅直人が数字に弱い点や国会での質疑応答の迷・珍回答が数多く「お笑いのネタ」のような扱いでYouTubeにアップされているのは以前からのことだった。とにかく「馬鹿丸出し」という表現がピッタリくるような動画が多い。
菅直人を全てを否定するつもりはないが、即答が極端に苦手な印象だ。即答ができないってことは、アタマの回転が遅くて質問内容に関する知識不足が否めないってことだ。
菅直人が財務大臣に就任するという報が流れたときに民主党閣僚たちが一斉に「適任だ」という発言をしたが、本当にそう思っていたのだろうか?実に怪しいところだ。あの頃はまだ小沢一郎の眼が光っていただけのことで、小沢が押す男・菅直人ということで小沢一郎のピクミンたちは諸手を上げて「適任だ」と言うしか無かっただけと思われる。
その内、国会にて自民党議員が「菅さん、1+1はなんですか?」とか訊きそうな雰囲気だ。以前に民主党の石井一が、こともあろうか国会内にて麻生前総理に対して漢字問題を出題するという馬鹿げたことをしでかした。自民党議員はあまりハメを外さずに菅直人に国政に関わることだけを質問した方が良いだろう。どうせどんな質問でも菅直人はまともに答えられない。
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