いや~、初めに結論ありきの人権団体の目論見がハズレて痛快。
裁判員「死刑出せる」が多数派 人権団体が街頭投票(共同通信)
一部抜粋:
国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル日本」は20日、東京・渋谷の街頭で、裁判員裁判で死刑判決という結論を「出せる」か「出せない」か、通行人に投票してもらった。その結果「出せる」が110人で「出せない」の97人を上回った。「分からない」は33人だった。
アムネスティとしては是が非でも「日本人は死刑を望んでいない」といった調査結果が欲しかったのだろうが、結果はこの通り。アンケートの半数を超える110人が裁判員になったとしても「死刑判決が出せる」と答えている。
ソース元の写真を見れば一目瞭然なのだが、アムネスティのスタッフ、つまり死刑廃止の急先鋒がいる横でボードにシールを貼るカタチのアンケート調査。
アムネスティがどのような団体かを知っている人たちからすれば、「死刑判決が出せる」の方にシールを貼るにはそれなりのプレッシャーがあっただろうに(苦笑)
まぁ、アムネスティらしいアンケートのやり方だ。
元々は政治犯の保護を目的としていたアムネスティも長い年月で随分とイビツな組織になったものだ。ミジンコだって軍事政権下での政治犯への死刑は言論弾圧だと思うので、当初のアムネスティの設立理由は理解できるのだが、大量殺人鬼やら裁判中にも遺族の心まで殺そうとする殺人犯たちの延命を求める今のアムネスティの活動のブレ具合は見るに耐えない。人権、人権と叫ぶのならば、犯罪者ではなく先に被害者の人権を優先するべきだ。
その国民感情があるが故のアンケート結果だったのではないだろうか?
断言できる。身内が殺された人々に同じアンケート調査をしたら圧倒的多数で「死刑判決が出せる」の方にシールが貼られることだろう。その声こそが裁判員が聞くべき声だ。アムネスティの声では決してない。
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