日本ではエリック・シュミットはどのくらい知名度があるんだろう?
←この写真は2008年にダボスで開催された世界経済フォーラムでのエリック・シュミット。
エリック・シュミットはGoogleのCEO、すなわち世界に影響力の大きい企業のトップとして出席。
今のGoogleの躍進は彼の経営手腕によるところが大きい。ある意味、現在の世界で最高の経営者はエリック・シュミットだ。
シリコンバレー発のベンチャー企業の多くは創業者ではなく、ベンチャー・キャピタルなどの出資者たちが選んだ経験豊富な者がCEOに就任することがある。その場合、創業者たちはCTO(最高技術責任者)などの役員のまま残ったり、株式は保有したまま会長職に退く、いわば実質的な引退をする場合もある。引退したとはいっても株は持ったままなので、その会社がIPO(株式公開)をしたり、高額買収された際には、創業者たちは億万長者になる仕組み。
要はシリコンバレー発の有力ベンチャーとはいえ、技術力だけではなかなか成功できるわけでもなく、経営のプロが入って成功するという場合の方が多いのだ。Googleにしても明らかにそう。創業者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンはもちろん超優秀な学生起業家ではあったが、出資者たちはCEOにはエリック・シュミットを選んだ。その判断は今のGoogleを見れば正しかったと言えるだろう。
エリック・シュミットは経営者として優秀であり、あのマイクロソフトやYahoo!をコテンパンにしている印象もあり、非常にビジネスマンな印象があった。実際、いつも堂々としてまるで未来が予測できているかのような彼の態度は、ライバルたちからしてみれば恐ろしい存在だろう。
これが前々から噂には上っていた「Googleのエリック・シュミットは実はギーク(コンピューター・オタク)だった」という噂を証明する1986年の動画。この動画を見て半日思い出し笑いが治まらなかった。ひどい目に遭ったw
でも、エリック・シュミットが前より好きになった。なんだ同族だったのかよ!
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