6月にも給付が始まる「子ども手当」は問題が多いとして、国会での再審議を求めるデモが18日、都内であり、ベビーカーを押す親子や若者ら約180人が、渋谷駅前など約3キロを約1時間行進した。
インターネット上の呼びかけで参加した人々は「海外の子どもに無制限に支給?」「子ども手当より待機児童解消」などと書いたプラカードを手に「子供のためになる使い道を考えて」「欠陥だらけの子ども手当を見直して」と訴えた。
生後10カ月の長女をベビーカーに乗せた横浜市の主婦、三輪りささん(27)は「国債で借りたお金をばらまいても、この子の成人時に増税されたり就職口がなかったりでは意味がない。それより保育所整備などに使って」と話した。
ソース元:
msn 産経ニュース
このデモの背景、バックアップする団体が不明なため、一概に「支持!」というわけにはいかないが、主張していることは至極もっともなことだと思う。
子を持つ親ならば、自分たちの子供たちが成長して社会に出たときに豊かな社会を残しておきたいと願うのは当然のことだ。
「子ども手当て」の是非、もうこれは思想というよりかは知能の問題だと断じたい。今、子ども手当てを実行すれば必ずや日本の未来は暗くなる。要は、国が借金し過ぎてどうにもならなくなり、国の要求に耐えられなくなったかつては日本を支えた大中小企業すべてが海外に逃げるか事業縮小/撤退となり、結果として今の子供たちが社会に出る頃には悪い方で全くもって別物の日本が待っているわけなのだから。
厳しい税制度の中、就職先すら確保できない若者で溢れ返る日本、そんな日本を子供に残したい親は目先の“子供たちではなく自分たちへのおこずかい”となる「子ども手当て」を要求すればいい。自分たちが無責任な馬鹿親だと告白しているようなものだ。
今、日本をなんとか持ち堪えさせて、景気回復に努めれば、子供たちには「人生」が与えられると考えるべきだ。決して大袈裟な表現ではない。「子ども手当て」などという異常な制度を20年も継続した後に日本が持ち堪えられるはずがないのだから。
子供を作っておいて翌月の26,000円がないと困るという親はどうかと思う。そこまで計画性がないのならば、子供は作るべきじゃなかったのだ。これを暴言とするのならば日本はお終いだ。今の日本にキャリアや収入減を考慮して子作りを我慢している30代女性がどれだけいるのか統計を出すべきだ。その人数たるやもの凄い数に及ぶとミジンコは予想している。なにしろ周囲はそんな女性が多い。人はなにかを耐え我慢しながらも計画的な人生を歩もうと努力している。
彼女たち、そして彼女たちのパートナーたちが我慢して、そして納税している中、無計画に子作りしたDQN夫婦(生活費のメドが立っていないならば避妊しろ!)が子供の人数に比例して子供のために使うのだかどうかも定かではない税金を受け取る仕組みは余りにも不公平だ。この国では真面目に慎重に生きた方が損をするって政府が言っているようなものだ。馬鹿優遇、思慮ある人々は冷遇されるシステムではお先真っ暗だ。
子供の未来か、自分たちの目先の生活費、親ならばどちらを選ぶかは決まっているようなものだ。・・・と言いたいところだが、自分たちの生活費を優先する酷い親が増えたからこそ民主党が選挙前に掲げた「子ども手当て」という撒き餌は効果てき面だったのかもしれない。
敢えて言おう、子供は産めばいいってもんじゃない。子供を育てるということは、ひとつの人格を成人するまでしっかりと導かなければならない途方もなく複雑かつ困難なことなのだ。目先の生活費(養育費)にすら困るような段階で子作りをしていること自体がどうかしている。そんな無計画な親たちを増長させるような制度が正しいわけがない。
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