アメリカを訪問している原口総務大臣は、カリフォルニア州にあるインターネット検索最大手のグーグル社を訪れ、情報通信技術を利用した環境問題への取り組みなどについて意見を交わしました。
原口総務大臣は、情報通信分野における協力のあり方などについて意見を交わすためにアメリカを訪問しており、カリフォルニア州のシリコンバレーにあるインターネット検索最大手、グーグル社のビル・ヴァイル・グリーン・エネルギー本部長らと意見交換しました。この中で原口大臣は、情報通信技術を利用した環境問題への取り組みなどについてただしました。これに対しヴァイル本部長は、「パワーメーター」という各家庭でどの程度の電力を消費しているかをチェックできる無料のサービスを開発したことを紹介し、「環境問題への意識を高めていくためには、オープンでみんなが協力できる環境作りが重要だ」と説明しました。このあと原口大臣は、記者団に対し、情報通信技術の活用によって二酸化炭素の排出量を大幅に削減するためにも誰もが自由に利用することができるシステム作りが必要だという考えを示しました。
ソース元:
NHK (リンク先のNHKサイトにて動画視聴ができます。)
まぁ、是非とも
リンク先のNHKのサイトをご覧くだされ。
それが全てを物語っている。なにが言いたいかというと、日本の総務大臣がGoogleを事前にアポを取って訪問しても、部長クラス1名ともう1名(隣に座っている女性)の合計2名が対応しただけのこと。しかも話の内容は雑談レベル。
会議室もいわゆる通常会議室だ。雑多に置かれたイスがちょっと物悲しかったが、それもシリコンバレーの企業の会議室ではありがちな光景。重役会議室ではない。まぁ、雑談会議なんで当たり前か。
・・・・・日本の通信分野の長である総務大臣が訪問したんだけどね(-_-;)
各国の大臣クラスからのアポイントメントなんぞ珍しくもないGoogleとしては、最低限の礼儀として環境問題に取り組んでいる部門の管理職を面談に宛がったのだろう。原口大臣以下お連れの者たちがズラ~っと並ぶテーブルの向こうにはGoogleの社員2名。日本政府の扱いはGoogleからしてみればこんなものなのだ。そういうところを突けない、もしくは気がついてさえいない日本のマスコミの低能ぶりも目立つ。
エリック・シュミットCEOもラリー・ペイジもサーゲイ・ブリンも日本の総務大臣がGoogle本社を訪問したってことも知らないのかもしれない。たぶん、本社かすぐ近くの家かにいたとは思うのだが・・・・・。彼等はその訪問を知っていたとしても「会わない」という選択肢だったのかもしれない。
マスコミは原口総務相がGoogleを訪問したということのみを報道するが、そこにはもっと重大な事実があるじゃないか。日本で数々のビジネスを成功させている巨大企業は日本の総務大臣を重く見ていないのだ。もっとつっこんで言ってしまえば今の政府は相手にする価値が無いと思われているってことだ。NHKの動画を見てもそう感じない人は決定的にビジネスセンスが無いと言い切れる。
日本とGoogleとの交渉は俺がやった方が円滑に進むんじゃないかと思ったそんな日。
[16回]
PR