このブログをご覧の方々のほとんどは社会人。そんな社会人の皆さんの誰もがご存知のことをブログで語るのもなんだか恥ずかしい気もするけれど、一応、本当に一応、社会常識を皆さんと一緒に再確認したく記事をUPする所存。
えっと、なにかしらのミスをやらかしてしまった場合、当然、先ず最初に取るべき行動は「謝る」、これですな。これ以外は有り得ない。ごくたまに「開き直る」という選択肢を取るDQNは今回は無視。
まぁ、当然のことながら謝罪から入りますわな。
その際に「~~~だとは知らなかった」とか「~~~だとは思わなかった」なんて言い訳は愚の骨頂。謝罪を受ける相手にはそんなことは関係なし。過程ではなくミスしてしまった結果を謝罪する、これ社会人の基本中の基本・・・・ですよね?
さて、もうこのブログに取り上げられる常連中の常連、鳩山由紀夫。「海兵隊が抑止力になっているとは思っていなかった」といった趣旨の弁明をしたのは皆さんもご存知のことかと。正直、これを聞いたときにはひっくり返るかと・・・・・。
自分が沖縄県民だったら興奮し過ぎて倒れてたかもしれない、そんな発言だった。
要は鳩山由紀夫は、海兵隊、基地問題、沖縄県民の苦難の歴史などを勉強する前に延々と国民に約束をしたり、「県外!」と叫んでいたわけだ。どんだけ無責任になればそういうことができるのか知りたいくらいだ。鳩山由紀夫は、約束を破ることにアレルギーさえありそうな日本人には珍しいタイプだと思う。しれ~~~っと嘘をつき、しかも自分では嘘だと自覚していないのだから、本当に珍しいタイプだとつくづく感じる。
ミジンコ自身、自分の人生に照らし合わせてみると、例えば紛争地帯に関わったのも、最初はただの簡単な約束、要は「この地を忘れない」といったことを言ったのがはじまり。それを世界各地でしているものだから、こんな人生に・・・・・がああぁぁぁっ!忙しい!
自分がホワイトバンドを着けて簡単に外したいい加減な人間たちのように生きられればどんだけラクか・・・いや、それは恥ずかしくて切腹モノだ。だから今の自分のままがいいや。
まぁ、半ば望んでやっていることとはいえ、無報酬での中小企業の再建や飲食店のサポートなども手弁当でやっているわけで収支は永久に赤字。それでも自分で偉そうにいうのもなんだが「約束は破ったことがない」、これは自信を持って言える。最初に「ちょっと手伝う」程度の約束をして、その後何年にも渡って手助けをする。「手伝う」と一度言ったのだから再建されるまでは手伝っている。約束というものはそういうものなのだと思う。だから逆に自分の限界を超える量だと感じたときには「手伝う」の提案をしないときもある。相手に気の毒だとは思うが、他の約束が反故になる上にその相手との約束まで破ってしまう可能性は極力無くしたい。
そんな遠回り&かなり不器用ではあるが誇りにはできる生き方をずっとしていきたいミジンコ。
なので鳩山由紀夫の暴力的なまでの能天気な約束には怒りよりもビックリするときさえある。こんなにも簡単に約束とは破られるものなのかと。この前、ちょっと考えてみた。そういえば米国滞在が長い自分は交渉の席で一度でも「トラストミー」と言っただろうかと。そういえば無いのだ(苦笑)
約束を破るつもりで生きているわけではないし、破った記憶もないのだが、よくよく考えてみると「トラストミー」は無い。そういう思わせぶりな言葉が嫌いということもある。
知らなかった、思わなかったで済むことなんて大人の社会ではないはずなのだ。自分の事情で「知らない」だけのことであって、そんな甘えたことは言えるはずもない。
鳩山由紀夫、後々にこう考えるのではないかと見ている。もしかしたら、あの性格なんで公で発言するかもしれない。
「子ども手当てで日本財政が破綻してその当時の子供たちの未来が閉ざされるとは
思わなかった」
「高速道路の無料化には財源が必要だとは
知らなかった」
「トラストミーを言ったあとに約束を破ってはいけないとは
知らなかった」
「自分が内閣総理大臣ができないとは
思わなかった」
こんなことをいつか言い出すんじゃないかと思えるほどだ。言われたときにはもう手遅れ、日本は致命的なダメージを受けた後だ。
鳩山由紀夫のお勉強の時間に日本人が付き合っていくわけにはいかない。
日本を崩壊させてたまるかってんだ!
[35回]
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