どうも「口蹄疫」については事態は最悪な結果になってしまった。だいぶ前に下記の記事をUPして、深刻な状況なはずなのにほとんど「口蹄疫」について報道されていない日本に寒気がしていることを述べた。
大問題が起きている気がするんだけれど、なぜこんなに静かなのか?(2010年5月6日にUPした記事)
この記事をUPした5/6に、「鳩山由紀夫:報道各局の政治部部長経験者と料亭で夕食」「赤松農水省:外遊。8日に帰国し栃木県で民主党の選挙応援」、なんという愚か者たち。
ちょっと考えただけでも宮崎県で「口蹄疫」の発症が確認されてから3週間してやっと赤松農水相が現地を訪問ということ自体が異常事態だったのだ。農水省がこんなに深刻な問題が発生しているときに外遊してこの問題を後回しにしたのだ。そして当の赤松農水相は今もって事態の深刻さを理解しているのだろうか?アタマが悪いでは済まされない!
国のトップである鳩山由紀夫は自ら招いた沖縄の基地問題で「口蹄疫」については考える余裕も無かったようだ。
鳩山由紀夫と赤松農水相、なにもしないことは「なにもしなかった」では済まない。なにもしないことは「被害を拡大させた」なのだ。そのことを心して宮崎県の畜産農家の皆さんと相対するべきだ。
今、宮崎県のみならず和牛畜産が危機を迎えてしまった。種牛、残り6頭の感染が経過待ちとなったと
江藤拓議員のブログで発表された。この件に関しては政府・民主党の議員たちよりも、よほど自民党議員たちの方が尽力しているし情報に精通していることは明らか。自民党が記者会見まで開いて政府の迅速な対応を求めたのに農水大臣の対応が余りにも遅過ぎた。そして人災として和牛は壊滅的な状況となった。
10年前に殺処分735頭の被害で食い止められた理由は一にも二にも政府の対応が速かったからだ。
「国民の生活が第一」と今でも言い張っている民主党政権下、既に殺処分は8万頭を超えた。GW中に政府が対応していればこんなことにはならなかった。もはや宮崎県の畜産農家の方々の自殺を食い止めることが先決になってしまった。こういうことこそ税金の使いどころだろうに。
本当に日本は変わってしまった。かつてはこんなにも情報規制があった国だったろうか?
大事な情報をマスコミは流さないどころか、もうあからさまに民主党にとって困った情報となると情報が流れるときの「初動」がおかしいのだ。その「初動」がおかしいまま、ちょびちょびとネットなどで事実が広まり、後追いのようにテレビや新聞が“自分たちの情報操作は何事もなかったかのように”報道し始める、こんなパターンを皆さんも何度となく経験しているはずだ。
「口蹄疫」についてもっと政府の対応の遅さを報道するべきだったのだ。今更、報道し始めてももう手遅れ。阪神大震災で被災者が死んでから騒いでも遅いのと同じこと。人の命を救うというときは考えるより先に動くべきなのだ。今回の「口蹄疫」についても同じこと。日本の畜産農家の方々の自殺が相次いでから騒いでも遅い。一生懸命に日本の畜産を支えてきた人々が人災で悩み苦しむ前に救いの手を差し伸べるべきなのだ。
さて、次の件もいい加減に怒り心頭だ。
三宅雪子議員は延々と松葉杖。この前はまたしても派手に国会で転倒していた。松葉杖ってやつは両足が踏ん張れるとき(力が入るとき)はそりゃもう使い辛いものなのだ。両腕で支える松葉杖にも両足にも力が入ると前につんのめる。三宅議員は経験済みなのでよく解ることだろう。
これが通じると思っている民主党ってやつはどこまで国民を馬鹿にするのか?
三宅議員本人はまだ松葉杖やらオンブやらを希望しているのだろうか?民主党議員として止めるに止められなくなっているようにしか見えない。
こんなことを国民に見せて民主党はいったいなにがしたいのか?同情した有権者よりも、呆れ果てた有権者の方が多いってことをなんで解らないんだろう。
日本がじょじょにアホ国家に変質していくようで悲しい。
昔「テレビを観ると馬鹿になる」というなんの根拠もない言葉があったものだが、今はそれが本当かもしれないと思うときさえある。
「テレビや新聞に触れると馬鹿になる」そんな気がするのだ。脳みそが腐るような感覚に襲われる政治家とマスコミの協調馬鹿路線。目を閉じていたほうが心の平静が保てそうな気さえする。しかし目を閉じている間に、和牛を壊滅に追い込むウィルスが危機的な蔓延をしているときに農水大臣が外遊&選挙の応援、車椅子に乗っていた議員が国会で足組み、そんなことばかりが起きてしまう。目を閉じたくとも閉じられない。
日本馬鹿化計画というものが本当にあるような気がしてきた。
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