菅首相(民主党代表)が東日本巨大地震と東京電力福島第一原子力発電所での事故を受け、
自民党の谷垣総裁に原発問題担当相としての入閣を要請していたことが18日、明らかになった。
谷垣氏側は拒否した。
これに関連し、民主党の岡田幹事長は同日、国会内で開いた「各党・政府震災対策合同会議」で、閣僚の3人増員を柱とする内閣法改正を提案した。3ポストは原発問題担当と復興担当、被災者支援担当が念頭にあるとみられ、野党側も大半は増員には賛成する方向だ。
谷垣氏への入閣要請は、首相周辺から関係者を通じて自民党幹部に伝えられた。谷垣氏側は「入閣は大連立と同じで、責任の所在が不明確になるだけだ」として拒否した。
これを受け、首相は与党から新ポストへの起用を目指す意向だ。仙谷由人官房副長官や国民新党の亀井代表らの名前が取りざたされている。
岡田氏は合同会議で、副大臣、政務官、首相補佐官を増やすことも提案した。
ソース元:
Yahoo!ニュース YOMIURI ONLINE
菅直人のクズっぷりがよく表れているオファーだ。この福島原発の危機的状況が現在進行形なときにその責任を野党党首に丸投げしておけば、責任回避できるとでも考えたのだろうか?最悪でも自民党と心中できるとでも?
これでは今の政権では原発問題を解決できないと宣言しているようなものだ。政府がこれでは国民はどうすりゃいいんだ?日本から逃げ出した方がいいんだろうか?
さらにまたしてもさらっと仙谷由人の大臣の可能性を模索している模様。更に国民新党の亀井静香の大臣復帰の可能性も。つい先日、与謝野を外から呼んできたばかりじゃないか。民主党は、どこまで人材不足なんだ・・・・・。
岡田案の「副大臣、政務官、首相補佐官を増やす」には反対だ。民主党議員へそれらの役職を与えても効果が期待できない。
小沢一郎の側近・松木謙公は、農林水産政務官を小沢叩きの執行部に反発する姿勢を示すために無責任にも辞めた。予算審議中での辞任だった。しかもTPPなど諸問題を抱える日本の農政の重大な転換期にだ。詳しくは→
なんなのコイツ?(怒)
菊田真紀子は現職の外務政務官だ→
こんな外務政務官は日本に帰ってこないでいい
首相補佐官と言えば記憶に新しいのが辻元清美への人事だ→
東日本大震災:蓮舫氏を節電啓発等担当相、辻元氏をボランティア担当補佐官に
ついでに言うと、民主党は震災ボランティア連携室なるものを設置して、その室長にはあの派遣村村長であった湯浅誠内閣府参与を任命している。皆さん、ご存知だっただろうか?あの生活保護受給者を大量に生みだした派遣村の村長が菅直人の招き入れにより内閣府の参与であるのだ。その人物が今後は震災ボランティア連携室の室長も務めるわけだ。
ボランティア室長に湯浅氏(msn 産経ニュース)
こんな国民の神経を逆撫でする人事を乱発している政党がどのクチで更に副大臣、政務官、首相補佐官を増やすと言うのか?
ポストを増やせば問題が解決するわけではない。適材適所に有能な人材を配置してこそ組織は機能するのだ。もっともトップが菅直人なのだ。指揮官が決断力にかけ現場に怒鳴るだけなのだから、組織全体が機能不全を起こしていても不思議ではない。
それにしても自民党総裁に原発問題担当相への入閣要請とは恐れ入った。いっそ内閣総理大臣のポストをオファーしてはどうだろうか?この日本の危機的状況では、自民党体制で臨んだ方が米国とも自衛隊とも上手く連携できそうだ。
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