日本の東北地方で起きたマグニチュード9.0の大地震、大津波、福島の原子力発電の爆発事故、日本全国が直面する放射能漏れの危機など、すべてのことがわずか2週間で発生した。菅直人首相の支持率はその前に低迷していたが、前代未聞のプレッシャーがかけられた菅首相は情緒不安定になり、突然泣き出すこともあるという。
香港メディアの報道によると、今回のような大きな災難に見舞われたら情緒不安定になるのが普通だが、菅内閣は対応が遅く、救援も遅れているという批判の声が上がっている。また、放射能漏れを恐れて被災地に視察に行かず、放射能漏れの程度をすぐに発表しなかったなど数多くの不満が重なり、菅内閣にかけられる圧力は増す一方だ。
菅首相に近い人物によると、首相は突然泣き出すこともあるという。有名コラムニストの勝谷誠彦氏はブログの中で、「菅直人首相が号泣するなど精神的に不安定になっている」という情報を複数の官邸筋から入手したと記した。
日本のネットユーザーは、日本の災難は首相一人で負担できない状況にまで悪化し、首相は野党と「大連立政権」を樹立すべきだとしている。菅首相は19日に数人の民主代表経験者と大連立構想をめぐって会談を行ったが、自民党の谷垣禎一総裁は入閣要請を拒否した。
ソース元:
中国網日本語版(チャイナネット)
泣きたいのは被災者の方だろう。
ソース元が小沢一郎寄りのコメントばかりの勝谷誠彦というところが怪しいところだが、ここのところ本当に菅直人は情緒不安定に見える。ちなみに今週月曜日の朝の情報番組では、勝谷誠彦自身が物凄い興奮をして番組進行を妨げ司会者や他のコメンテイターに諌められていたが更にヒートアップ、「もう勝手にやってください」とそっぽを向いた数分後にはまた会話に入ってきていた(苦笑)
情緒不安定な人物が「コイツは情緒不安定だ!」と言っているのでソースとしてはどうかな?と思わなくはない。
そうは言っても菅直人は内閣府に設置された被災者生活支援特別対策本部に訪れた際も滞在は僅かに4分。しかも一言だけ妙な激励を残している菅直人、もう精神的に参っているというのは本当かもしれない。民主党お得意の政治パフォーマンスをするには絶好の機会だったろうに、それすらもしようとしないとはいつもの菅直人らしくもない。もう全てを放り投げたいということだろうか?
ミジンコはこの菅直人の激励にも違和感を感じた。
被災者生活支援特別対策本部への菅直人の激励→ 「皆さんの熱気が伝わってくる。日本の危機を乗り越えるため歴史的な仕事をしているというプライドを持って頑張ってほしい!」(msn 産経ニュース)
一見、誰かを励ましているかのような台詞ではあるが、被災者支援をしている相手に対して「熱気」だとか「歴史的な仕事」だとか「プライド」だとか、どうにも被災地のことを遠くのことに感じているような表現だ。精神的に参っているときには、なかなか現実的に物事を捉えられないであろうし、そのことがどうにもこの他人事のような激励に表れている。
首相が泣いてはいけないとは言わないが、この日本の危機的状況のときには、こういうリーダーでは更なる危機への対応もおぼつかないだろうし、なにより国民が萎える。
「復興」が国の大命題となった今、グイグイと引っ張ってくれるリーダーがどうしても必要だ。ましてや国民にほとんど顔を見せずに雲隠れに近いようなことをやっている首相ではみんなが不安になるじゃないか、まったく!
統一地方選挙と同時に解散総選挙でも良いのではないだろうか?首相がこんな状態なのに辞任しようともしないとは国民への冒涜だ。泣いてもいいんだが、そればっかりでは首相は務まらない。首相という職責に耐えられないのならば、そこで辞任するのも政治家としては正しい決断だ。菅直人が首相に就任してから本当に国のトップとしてなにをやったかと考えてみても負の遺産しか残していない印象だ。領土問題然り、献金問題然り、そもそも在任中、延々と政局ばかりだ。
最期くらいは政治家らしいところを見せて欲しい。
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